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2014年09月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
はぎ


しかし萩にはとてもいやな思い出がある。
今から35年前の30才の9月、仕事が大好きだった私は家族に見送られて、いつものように駅に向かった。ところが駅に向かう足取りがいつもと違う。脛に痛みが走り、一歩一歩つまづくのだ。駅までは家から坂道を下り、県道を渡るともうひとつ小高い丘を越えて行く。私の足で歩いて20分ほどの距離だ。
県道を渡ったところであまりのしんどさに、小川の土手に腰かけてひと休み。そのとき目の前に咲いていたのが萩の花だった。桃色の花びらをはらはらとこぼす様は、まさに美しい。
あまりの不調にさっそく病院に駆け込んだ。「気のせいでしょう、なんともないですよ」そう言われ続けながらホスピタルショッピングを20数年続けた。当時まだこの病気は、世界でも発見されていなかったのだから仕方がない。ただ診察のたびに「いつから?」と尋ねられ、「昭和54年の9月から」とはっきり答えることができた。萩の花の印象が強かったからだ。
今となっては思い出してもしょうがないことだけど、萩の花を見るたびに、発病の時の悔しさを思い出す。

すすき

同時にすすきにも初穂が出たという。私の父の実家がある箱根でも、青春時代の仕事のステージのひとつとなった軽井沢の浅間山の麓でも、何百万本というすすきの穂が風になびいていた美しさを思い出す。萩の花にはちょっと苦い思いでもあるのだが、秋ってやはり素敵な季節だ。毎日を目に入る秋を愛でながら「ブラボー」と言って過ごしたい。





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最終更新日  2014年09月08日 14時56分05秒
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Re:萩の思い出(09/08)  
masako さん


ありがとうございます。 (2014年09月12日 22時25分39秒)

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