タイパンツとリメイクとわたしのロックンロール

タイパンツとリメイクとわたしのロックンロール

2007年10月25日
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リメイク講座まであと10日ほどになりました。


ハルには2人の息子がいますが、自分の子や知ってる子以外の子どもがかわいく感じられるようになったのは下の子が産まれてからです。
下の息子が産まれるまでの3年数ヶ月、上の子とハルの関係は「親と子」というより「人と人」って感じだったように思います。
毎日お散歩して、近所の公園でお友達を待って、車のないハルは行動範囲の広げ方も分からず、ママ友と交流するきっかけも分からずに、心細い日々を過ごしていました。
今思うと児童館や図書館や、行政の育児支援っていっぱいあるんですけど(事実下の息子の時には積極的に利用していた)その時は気が付かなかった。

そして両方とも初孫だからと、それぞれの実家でやたらに服を買ってくるんですけど...
ハル実家→安さ主体でとにかく枚数!
連れ合い実家→ある程度値段はいいけど地味な色合い、コーディネート済。


妊娠~出産後も洋裁は習っていました。
洋裁は手間がかかります。手が遅いハルはスーツ1着仕上げるのに半年くらいかかっていました。
子ども服でそんなことしていたら、着ないうちに大きくなっちゃうじゃん...
で、趣味や環境が変わって着なくなった服、連れ合いのもう着ないのに捨てられない服なんかを息子の服に作り直してみました。

「この服もう着ないよね?息子のに直していい?」「うんいいけど...できるの?」
なんて朝会話して、昼間ちゃちゃっと作ったズボンを息子にはかせて帰りを待ちます。
連れ合いはかなりびっくりしていました。
男の人はスーツなんかは作れるとわかっていても、子ども服は買うものだと思っているんですね。あまり物を捨てられないタイプの人なのでこの活用法は良かったみたいです。
こちらも1枚はさみを入れるといろんなものを作ってみたくなって、ズボン以外にもスリーパーとか長袖Tシャツとか帽子などの小物、いろいろな生地で作りました。
実家の反応も上々で、孫を見て「これお前(連れ合い)が着てた服だよね??すごいねぇ」なんて感激してくれてハルの株も上がりました(笑)
「作れるならたくさん子ども服はいらないね」と思ってくれているみたいで、必要なものだけを頼んで買ってもらうようになり、ストレスも減りました。


「いつも変わった服着てるよね~どこで買ってるの?」「自分のいらない服で作ってるの」「!!!」
なんて顔を覚えてもらって、会話が弾むようになりました。

上の息子とハルの関係は相変わらずだったけど、深く悩まずにいられたのも好きなことに集中できていたからかなと、今は思います。
ミシンを出すと手を出して邪魔してた息子が、危ないものの区別が付くようになって、ミシンのハンドルをいじって遊ぶようになって、ミシンを持ってくると「何作ってくれるの?」と聞いてくれるようになって...
小学生の今でも、ハルの作ったズボンをはいて学校に行ってくれます。


上の息子との3年数ヶ月がなかったら、新しい出会いもなかったはずだから。

講座ではカットソーから作るズボンをメインにしています。
上半身の衣類は細かいところが縫いにくくきれいに作るには技術が必要なので、ズボラなハルには難しかったです。
「全部手作りできる素敵なママ」とはかけ離れたところにある「簡単リメイク術」です。


さて下の子を出産して、同じ性別だからお下がりでいけるだろう~と思っていたハル。
しかし顔がぜんぜん違う息子たち。どうやら体型もキャラクターもパーソナルカラーもぜんぜん違うぅぅ...
最近は大人服だけではなく、上の子の服からもリメイクしています。
リメイクの旅は続く...










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Last updated  2007年10月25日 11時11分39秒
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