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革人形の夢工房さんCategory
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早朝より冷たい雨がシトシトと降り止まず……。
そう、雨でした。
雨となれば、散歩がないと思いこんだくもでしたが、義姉曰く、
「ナニ云ってんの! 雨が降ろうと
ブリザードが吹き荒れようと
、 散歩ってのは、行くもんに決まってんじゃないの!
ほら、────リード!」
反論のハの字も出ぬまま、当社比1,8倍は寒い中へ放り出されてしまいました。勿論、黒いケダモノ付きでございます。
じっと上目遣いに見上げてくるケダモノも、緊張してます(^_^;
しかし、そうなんだ、犬族の散歩は嵐でもしなければいけないんですね? 知らなかった……雨予報もすっかり忘れてたけど…(がくり)

ちょっと待てっ。
なんでケダモノなのにレインコートなんでしょうかっ?最近のケダモノは首バンダナだけじゃなく、レインコートまで常備しているものなんですかッ!?
そう思いつつ、オカンが窓からぶん投げてきた上だけ雨合羽をあわてて装着したくも。画像にも雨合羽の襟元が映り込む辺り、動揺が伝わってきてます(笑)

ケダモノたちが散歩と聞くだけでそわそわするとは聞き及んでましたが、見知らぬくもでもスキップ感覚で歩くとまでは想定外。
車の脇だろうが、そもそも知らない土地だろうが、まるっきり無問題らしい。
軽快にスタスタ進みます。
時々路地でチラッとこちらを一瞥し、反応を確かめるのには、最初はとまどいましたが、それにしても黒女王さまを散歩させるペースとはまるで違います。黒女王さまはよく匍匐前進になっちゃいましたし、すぐ抱っこを強請ってきて散歩になりませんでしたから。
それに画像では判りにくいですが、大粒の雨が降ってます。寒いです。デジカメも使いにくいので、みなアヤシイオレンジオブジェになっているのが残念。
しかし繰り返しますが、冬の雨って、寒いです。寒いのに途中からほんのり汗が出てくるくも────運動不足でございます(笑)
雨のせいもあり、途中からメガネが曇ってくるし、スキップしたそうな素振りにペースをあげ、途中、図書館裏のちいさな屋根付きベンチで一服。
ヤツは突然の休憩につかの間、とまどった顔になりやがったものの、チラッと上目遣いに一瞥しただけで大人しく立ち止まりました。
思った以上にきっちり躾けられてます。
でも。

────ででっぽーぽーと鳴きながら、数匹の小型ナマモノが向こうを過ぎってます。
じぃっと見つめます。
と。クルッと振り向きました。

『うごいてましたよ。いまのナマモノらしきのは、なんですか?』
「…キジバトだよ、黒犬」
『きじばとは、おいしいですか?』
「さあ? きっとあんまり美味しくないって。だから、追いかけるのは止めて欲しいような気がするんだけどね…」
『わかりましたっ』
いえ、なんとなくそう聞かれた気がしたのでボソッと会話してみたくも。人目がなくて良かった(笑)
何故かヤツは敬語で聞いてくる感じがするのでございます。
わんこってみんな、そうなんでしょうか? いままで見かけたわんこはあっちからやたらめったら懐いてくるタイプばかりだったので、そんな気がしなかったのですけど、やはり犬族ってのは、くもにはさっぱりでございますよヽ(´・`)ノ
それに、話しかけたら、理解したような仕草をみせて 「わかりましたっ」
のテレパシー送ってきたようですが、顔つきはカンペキに理解してない感じでございますよ(爆)




………ヤツの好みもサッパリですヽ(´・`)ノ
くもに判らない理由であちこちチェックを入れまくるヤツに、その度に立ち止まり、少しだけ付き合いまして、小一時間くらい散歩とゆーのを体験してきたくもでございます。
ええと、一時間くらいで良かったんでしょうか? ジツは散歩ってどのくらいするものかも、まるっきり尋ねるのを忘れてました(^_^;
後、説明されたとおり、リードについておりました小型ポシェットに入ったジャーキーなるものを3回ほど喰らわせてやり、うんちょさんを回収し、懐かしの風々堂へ無事帰って参りました。
帰宅した途端、オカンが、
「玉ねぎとワカメのおみそ汁でいいからねv」
………帰宅した途端、朝餉が並べられていると思いこんでいたくもがバカでした(爆)
そうそう、ヤツもなかなかに緊張していた気配がありましたが、帰ってきた途端、直行でございましたよ。

……やっぱり、────こたつフェチでした…(^_^;