嵯峨野

賑やかな駅前通りから竹林を抜けて、嵯峨野周辺を散策するコース。途中、数々の歴史を語る社寺が点在し、京都らしい風情が漂う。思わず立ち寄りたくなるショップや茶店も多いので、楽しみながら歩ける。標識も多いので、道に迷う心配もない。

阪急嵐山線－嵐山駅スタート→渡月橋→天竜寺→常寂光寺→二尊院→落柿舎→土産物屋を覗きながら嵐山駅へ

今回は短時間の足慣らしウォーキングを計画していたので、各名刹を拝観しながらの片道約１．５キロのコース。
観光しながらなので実質５キロは歩いた。(歩数約1，0000歩)
嵐山駅を出発したのが１１時頃、渡月橋を撮っていると写真左手のカップルに写真を頼まれる(＾＾*)

今回は天竜寺はパス。目的地まで足を伸ばしたいから。
渡月橋から野宮神社への曲がり角辺りまではお店もいっぱい、観光客もいっぱい。
修学旅行生もちらほら見られた。
野宮神社周囲の竹林が涼しく気持ちよい。

しばし竹林から漏れる陽光の美しさにみとれる。
嵯峨野名物(？)人力車が並んでいて格好いい(笑)

野宮神社を通り過ぎ、閑静な住宅街を北へ向かうと常寂光寺と二尊院への分かれ道。
私はまず、常寂光寺に向かった。
ここは過去来たことのある寺の中でも好きなお寺。百人一首でも有名な小倉山の中腹にあるので寺内はかなり石段が多い。
しかしその石段がまた静寂の佇まいなのだ。
石段を多宝堂(重要文化財)まで登りきり一息。

紅葉の時期もまた美しい寺だ。

一度分かれ道まで戻り、二尊院に向かう。
ここも紅葉が多く秋の紅葉の時期には美しいだろう。

天皇皇后両陛下記念植林の白とピンクの二対の花水木がちょうど花をつけていてきれいだった。
二尊院は釈迦如来像と阿弥陀如来像２尊を本尊とすることから二尊院といわれる。(いずれも重文)
百人一首の句が庭の随所に見られる。
弁財天の脇から石段を登る。ここの石段も風情があり美しい。

回り込むように総門へ戻る道を行くと梵鐘堂があった。
ちょうど梵鐘堂の下を通ろうとした時に鐘が鳴った。
見上げると、鐘突きしてたのは作業着姿のおじさんだった？
しかしちょうど正午。。。鐘突きはおじさんの仕事なのだろうか？せめてウソでも僧衣を着ていて欲しかった(笑)

二尊院総門前に可愛いワンコ発見。拝観者の連れ犬だろうか。良い子だね、ちゃんと待っているんだね♪

嵐山駅まで戻る道すがら近くの落柿舎に立ち寄る。
秋に来た時には風情があったけど、今日は花もなく、茅葺屋根のどこかに巣くっているらしい羽虫がものすごく閉口した（。。）

本来は化野念仏寺まで足を伸ばしたかったが、もう１キロほども有るので時間の都合で今日はこのまま嵐山駅に戻ることにした。
途中「竹の子ご飯」の看板に釣られて、小さな食事処に入る。
竹の子ご飯600円、吸い物突き700円、竹の子定食1000円のうちから竹の子定食にする。
竹の子ご飯、わかめの吸い物、竹の子と里芋の煮物、漬物、、、これで1000円。
むぅ、観光地の食事は何故高い！！
ここでこの定食が800円くらいだったらもっと繁盛したろうに(余計なお世話か)

土産物屋を4～5件回りながら嵐山まで戻る。嵐山駅到着1時30分。
足慣らしのウォーキングにしては、楽しめたし、何よりのお天気でとても気持ちよかった♪
よいストレス解消になった～(＾▽＾*)♪

ジャンル別一覧