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Jan 10, 2005
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夕方から行きつけの楽器店を覗き、楽譜コーナーの棚を行ったり来たり。今年初の楽譜買い初めは、ドビュッシーの前奏曲集にしようと、いざ手にとってみたのだが・・・「げげっ・・・難しそう」、あたふたと楽譜を棚に戻し、やっぱり再び手にとる。再び楽譜を開いては、「うーん、これより前にやることあるでしょうに」と、頭の中ではベルガマスク組曲のパスピエが踊っている。そうだ、パスピエがある程度仕上がってから、そのご褒美に前奏曲集を買うのも悪くない。

次に全音ピース棚へ。そういえば、tyeesさんがクーラの結婚行進曲の話をしていたっけ、とNo.400台の棚からピースを引っ張り出すが、やはりNo.466は抜けていた。話によれば既に絶版ということなのだが、「あんな良い曲の楽譜を絶版にするなんて、納得いかんなぁ」と、ちょっとムッとしながら、ふと「シャコンヌはあったかな」と今度はNo.300台へ。

■まずはバッハの「シャコンヌ」ピース

No.324バッハの「シャコンヌ」発見。ブゾーニではなく、小林秀雄氏編曲のものではあるが、「シャコンヌ」には違いないし、譜面を見る限り、割と楽に弾けそうだ。しかも、小林氏によれば「ツェルニー30番程度で弾ける」とのこと、ブゾーニ編曲のシャコンヌを聴いた時は「うひゃー、難しそう、でも格好良い!」と思っただけに、ブゾーニ編曲のものとはかなり違う曲として仕上がってしまうのかと思うとちょっと悩ましい。それでもやっぱり楽譜は買っておこう。

■ロシアの作曲家「メトネル」って知ってる?

メトネル:ピアノのための《忘れられた調べ》 〔全音〕 そして、再び曲集の棚へと視線を移すと、なにやら聴き慣れない作曲家の曲集が目にとまってしまった。それが「メトネル 忘れられた調べ 第1集」である。パラパラッと譜面を眺めると、メトネルはロシアの作曲家で、ラフマニノフの友人でもあったとか。つまり、その時代の作曲家ということだ。メトネル、知らないのー?なんて言われてしまいそうだが、ロシアの作曲家といえば、それこそチャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービン、プロコフィエフあたりしか記憶になかったため、「メトネル」という名前が妙に新鮮に思えてならない・・・のは私だけ?

しかも、この「忘れられた調べ」というタイトルがまた心そそられてならない。私は、どうも、こういう詩的なタイトルに弱いのだ。譜面をみると、パッと見ただけでは解釈しづらい点は何カ所かあるのだが、まぁ、新年だし、それほどとっつきにくそうでもないし(いや、それは多大なる勘違いであった)、なにかピピッとくるものがあったので、とりあえず買っちゃえ、とその場の勢いで買ってしまった。あぁ、これが吉と出るか凶と出るかは、まだわからない。

ついでに、メトネルのCDも買おうと今度はCDコーナーの棚を何度も往復したのだが、これまたメトネルを演奏したCDはほとんど見当たらない。楽譜を買ってから「し、しまった・・・マイナー過ぎたか・・・」と思ってももう遅い。なにしろ、メトネルの音楽に一度も触れずに楽譜を買ってしまったのだから、なんたる衝動買いか。かろうじで1枚発見、それはロシア出身のイリーナ・メジューエワという若き女流ピアニストが演奏するものであり、彼女はメトネル弾きの代表的なピアニストでもあるらしい。

ちなみに今回買ったメトネルの楽譜の校訂はメトネル研究でも知られる高久暁氏、そして運指ガイドはピアニストの川上昌裕氏であり、川上氏は日本におけるメトネル演奏の代表格といって良い。しかし、今回残念ながらCDは売ってなかった。




夜中、酔いの回った頭でメトネルのCDを聴きながら楽譜を目で追っていると、ロマン派と現代派の間をさまよっているような感覚に陥ってきた。うーむ、曲によって弾きたい・弾きたくないの差が顕著にあらわれそうだが、とりあえず、私が注目したのは、「祝祭の舞曲」Op.38-3。今回、CDには収録されていなかったソナタ「回想」Op.38-1も練習してみたい1曲だったりする。

フィンランドにロシア、最近、私の音楽の世界はどんどん広がっていっているような気がする。もっともっと、「未知」な曲たちを「知」に変えていこう、貪欲に。





本日のピアノ練習メモ(定例)
●ハノン #11-20,#39,#41
#11-20(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。
#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)
#41アルペジオ、ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調,変ホ長調,ハ短調,変イ長調,ヘ短調,変ニ長調,変ロ短調。
●ハーモニックスケール
3度並進行はまだマシだが、反進行が苦手なので、ハ長調1オクターブ,2オクターブと徐々に進めていく。

●ブラームス51練習 #9ab,#05,#07,07ab

#05:オクターブ移動訓練、2回往復。
#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。
#07ab:#07の応用(両手別の進行)、2回往復。

●ツェルニー30番 27
#27:両手交差の練習。頻繁に両手交差が発生する小節は、どうもリズムが崩れがち。慌てず安定したリズムで弾くこと。


#04:7~11小節、今日も部分練習は続く。各指の独立を求めてスタカートでしばし練習。
#06:各拍の1音目が旋律をうたうように。まだ進行が慣れていない箇所があるので、まずはゆっくり確実に弾けるように。
・・・と今日は基礎練習のみ。





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Last updated  Jan 11, 2005 09:40:32 AM
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