大バーゲン

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大垣夜行の記憶


その頃はボウズなガキんちょで…総勢3人の鉄道好きでレッツゴーね。

※大垣夜行について
現在は「ムーンライトながら」と言う一部区間まで全席指定席の夜行快速になってます。
JR東海の特急型車両である373系を使用してますが、大垣~東京間をエンヤコラと行く列車なスタイルは変わらんのね。
夜中の11時過ぎに大垣を出て、午前5時前に東京(品川行きの臨時便もある)に着くんです。
そんな時間に着いてもぶっちゃけ仕方無いんですけどね~。
で…現在のスタイルの前は、165系や167系と言う国鉄時代の急行型電車を使ってました。
一時期は、近郊型の113系が使われたそうで(カボチャ電車などと蔑称されるヤツですわ)…この電車は一番好きですが、さすがに大垣~東京間をこれに乗れってぇのは罰ゲームです。
ボックスシート(向かい合わせの形の座席)ならイイんですが、ロングシート部分(通勤型とか地下鉄とか私鉄の多くに使われるタイプの座席)に座ってエンヤコラはきついっすね。
でも一番悲惨なのは、座れずに立たざるを得ない場合…ドアと客室の仕切りが無い車両なんで、ジベタリアンになれないや。
でも基本的にはとことんボックスシートな車両だったそうです。

戻りますが、東京行くその日は大垣まで大阪周辺を友人らと電車乗りして時間潰ししてました。
いざ大垣行くか~な前に事故のアナウンスが入り、暗雲立ち込めたけど無事米原に着き、大垣行きに乗り換えました。
それまではゆったりの夜行列車で…な妄想で頭が一杯でした。
しかし、その妄想は大垣に着くなり打ち砕かれました。

目指すその列車が出る1時間前に大垣に着けば余裕っしょ!な気持ちでいた僕らでしたが、その考えは甘かったんです。
既に大垣駅のホームには人だかりができてたんすよね…正直、「ヤバい!」な気分でした。
今では全席指定なんで座席争奪戦を前提のそのような風景は無いと思いますが(乗った事無いんで何とも言えません)。
正月明け直後の冬休み中やったのもありますが、立ちながら東京へは行きたくなかったんです。

不安な中で夜行待ちの列の中に身を置きながらも、樽見鉄道とかを写しに行ったりと時間潰ししました。
樽見鉄道を撮ってた時にそこの運転手さんといろいろしゃべってたの覚えてます。
「昼間の時間ある時に来てくれてたら、もっといろいろ見せてあげてたけどなぁ」な感じの事をその方に言われたっけ。
よく考えたら、サービスして下さるて事なんすよね…凄くありがたいっすね。

んでまぁ、目指すべき例のヤツはやって来た訳で。
大垣のホームには、僕らが着いた時以上に人が増殖してました。
ここで3人、席取モード発動しました…どすこい。
ちゃんと列には並べど、ドアが開いたらとんでもない周囲が勢いになったんで、小回りが利くと言うガキんちょの利点が上手く作用して何とか座席確保できました(笑)。

時期が時期なのもあったけど、はっきり言って夜行列車の感傷に浸るようなモンぢゃあなかったっすね。
仕事始めも過ぎてたのもあるし、名古屋までや名古屋からしばらくの間はサラリーマンも結構乗ってたのを覚えてます。
時間的に終電みたいな意味合いもありましたからね。
サラリーマンな皆さんが降りて行った後も、結構立ち客は多かったです。
しかしまぁ立ち客の立場になってたら…ガキゆえにやる気激減でした(笑)。
結局興奮の為か眠れず、持ってきたラジオはかからないし(架線があるから当たり前か)友人のゲームボーイ借りてテトリスしまくってたなぁ(笑)。
5時前に東京着きましたが…そんな時間に着かれても何したらいいのかわからへんかったし(笑)。
とりあえず乗った電車撮ったり早朝故にクソ寒い東京駅を初電までウロウロしてたっけ…。

また何か思い出したら追記します。

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