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甲太朗 @ う~ん! なかなか、含蓄のある映画解説ですね。

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2008年01月31日
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カテゴリ: 潮流
 カエルの子はカエルといいますが,人間の場合,そう単純ではありません。

 たとえば,左翼の人の子が左翼とは限りません。


 アンナは,なにひとつ不自由のない,まずは優雅な暮らしをおくっている9歳のパリの女の子です。あばあさんとおじいさんのうちはお城のようだし,おとうさんはスペインの貴族の家の出らしい。

 ところがある日,父母そろって共産主義者の仲間入り。

 子どもの願いなどお構いなしに,窮屈なアパートに引っ越すやら,大好きな宗教学校からの転校話がもちあがるやら,かわいがってくれたキューバ人のお手伝いさんがいなくなるやら…。

 家には両親の“同志”たちやおかあさんに悩みを告白する女性が出入りし,よそのうちみたい。アンナの不満は爆発,「キョーサンシュギってなに?元に戻りたい。ぜんぶフィデルのせいなのね?」


fidel.JPG

せんぶ,フィデルのせい



 公開中の映画「 ぜんぶ,フィデルのせい 」のあらましです。

 フィデルとは,お手伝いさんがいつも悪口をいっていたキューバの フィデル・カストロ

 わがままや勝手気ままでなく,好きにできればいいだけでもない,「自由」の尊さの発見。


 本映画のジュリー・ガブラス監督は,独裁政権やアメリカを告発する多くの名作を撮った社会派監督 コスタ・ガヴラス の娘です。

 彼女の場合,見事にカエルの子はカエルだったようです。



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お薦めの映画です。宜しければ見に行ってみてください。





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Last updated  2008年02月28日 16時03分57秒
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う~ん!  
なかなか、含蓄のある映画解説ですね。 (2008年05月18日 15時31分11秒)

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