事故後~画像追加

2000年9月11日

11時
 今日は、肺からの空気もれが随分少なくなってきているようだ。顔色、腫れも徐々に良くなっている。優、がんばれ。

14時
 痰がたくさん出た。自分から自然にでたので良いとのこと。輸血を少々している。がんばれと声をかけながら、手足をマッサ-ジする。


2000年9月13日

11時
 今日は、頭部から血を抜く管がとりはずされていた。出血がなくなったそうだ。良かった。首の下耳の上の腫れもすこしずつだが、ひいてきている気がする。涎もこれまでより多くなり、からだのなかで生への意欲がでているようだ。看護婦さんより、けがをしていない右手右足が、治療中に、反応しているとのこと。これまでにない進歩である。

14時
 38.6度。少し体温が高い。そのため。呼吸も早い。優、がんばれ。


2000年9月14日

11時
 今日は、肺からの管の電気排出は、止めてあった。自力による活性が出てきたのか。
14時
 Dr.より説明があった。
 全体的に安定してきているので、病院での寝泊りは、必要ない。30分以内の急変は、ないだろうから、優のアパ-トに夜、帰ってもよい。今晩から久々ふとんで寝れる。
 胸部レントゲンでは、腸が少しあがっている。
 左胸の肺のやぶれで空気がたまっているようだ。
 首の腫れがおさまらないと人工呼吸の管をはずせない。もうしばらくは、麻酔で眠らせる。
 今日は、友達も一緒に面会。 「みんな、待っているよ」 と、はげましてくれた。優にも声がとどいたと思う。

2000年 月 日
11時

14時
2000年10月7日 事故後1ヶ月


11時10分:体温36.9度。体温は低いが血圧が高い。直前に処置をしていたというのでそのせいだろうか。がんばれ。
事務の人より費用が600万程度になっていると連絡を受ける。加害者は、自賠しかはいっていない。その上、自営で会社は抵当にはいり、いえも土地もなし。120万しか自賠ではできない。支払いをどうしよう。
2時45分:処置をしていたので面会時間がおそくなった。肺の管をはずし、縫合したとのこと。1つずつクリア-している。ほっとする。血圧もさがっていた。少し疲れ気味で眠そうだ。


2000年10月20日 心配なけいれん


8時:汗びっしょり、タオルでふいてやる。時々緊張しているが、大きく息をしたり、つばを飲み込むと緊張がとける。手足のまげのばしをしてやる。
12時:事前にひきつけたらしく、汗びっしょり、ふいてやる。叫は目がぱっちりあいている。呼びかけるが反応なし。手足のマツサ-ジやリハビリをしてやる
6時:アイスクリ-ムを食べさせると,口をもぐもぐうごかし、ごくりとのみこむ。呼吸器をはずしてある。がんばれ、少しずつよくなつているよ。

2000年10月22日 少しこちらを向くよ


12時:熱が少し低め。けいれん抑制剤がきいているのか、ゆったりしている。少しリハビリをする
6時:よびかけると右手を動かし、呼んだ方向へ顔を向ける。少しいいのか。

2000年11月5日 早くめざめて!


今日は痙攣のくすりがきいているのか、よく眠っている。看護婦さんより舌根、咽頭、顔面マツサ-ジとアイススティックの使い方のコピ-をもらう。看護婦さんがかぼす、オレンジ、コ-ヒ-味のアイススティックを作ってくれる。小児科の婦長さんがみえてリハの説明をしてくれた。
がんばれ、早くめざめよ。
友達にカセットに声をふきこんでもらえるよう,頼む。いろいろな刺激を五感に与え、めざめさせねば・・・

2000年11月13日 お見舞いありがとう


今日は友達4人が見舞いにきた。4人が話しをしていると,話を聞いているようだ。そのあと、車椅子にのせ,病棟内散歩。15‐20分程度。でも、まだ点滴をつけたままの散歩。のせたり、おろしたりが大変。看護婦さんありがとう。良かったね。みんなと散歩できて・・。
おじさん、おばさんが見舞いにきた。
弟の家族が見舞いにくる。
今日は,反応がよい。目がおつてくるように感じる。たくさんの人が見舞いにきて刺激になったかな。早くめざめよ。

2000年11月16日 えっ~~!


朝,病室に入ってびっくり。酸素呼吸器が着いている。その上、モニタ-付き。えっ~~~
Dr.より、昨夜12時呼吸が悪くなった。肺炎をおこしているとのこと。熱もあり、体調が悪そう。昼ごろには、熱がさがったが、夕方6時半ごろよりまた熱がでて、脈、呼吸があらくなっている。面会時間の終わりがちかづいている。とっても心配。
がんばって、早くよくなってまた散歩に行こうね。


2000年12月1日 もう、点滴の針をさすところがないよ


 お昼頃、点滴もれ、針の刺しなおしをしようとするが、なかなかいい場所がない。1時間以上かかってやっと・・・。
 事故の日からずっ~~と毎日点滴をしているので、欠陥がかたくなってなかなかはいらないし、途中から針がはいらなくなったりする。点滴、いつまでしないといけないのかな。何かほかの方法はないのかな。ぶすぶすと何箇所もさされて、かわいそう。
3ヶ月首がまだすわってないので、手でささえないといけないんです。


2000年12月1日 長崎のk先生みえる


K先生みえる。I先生より若い。もっと年齢の言った先生と思っていたのでびっくり。
先生のお話
 右脳がやられているので、左マヒは残るだろう。
 医師、看護婦、親みんなでなおると信じ、いろいろ取り組もう。
 いまいる病院は救急センタ-なのでできることに限りがある。次 の段階に進むため転院が必要。
こんごのここでの方針
 車椅子に長く座れるようにする。首がぐらぐして据わっていない ので、車椅子に乗せる。ベッドでは、だめ。
 看護婦と親でノ-トをつけ、お互いにきずいたことを知らせる。
 メ-ルでもOK
シャント手術の件
 今すぐと言う状態ではないが、した方が良い。このままにしてお くと、脳に負荷のかかる期間がそれだけながくなる。
Y先生より
 太りすぎという指摘をうけたので明日より点滴をやめ、もう少し やせさせる。
 口からもっと食べさせるようにする
 車椅子に乗せる
 痙攣どめの薬の量を少しへらしてみる。
K先生の訪問のおかげでみんなが一段とやる気になつてくれた気がする。親も一緒にがんばろう。早く良くなろうね。

2000年12月5日  久々の車椅子体験


 ずっと体調が悪くって、車椅子に乗ってなかったので、久々。でも、前回にくらべ、こんなに進歩していたのかとびっくり、40分ぐらい乗りました。
 とってもリラックスしていて、首もゆらゆらしなかったよ。今まではひもで首を固定していたのに、ひもなしでOK!
 右足はちゃんと足置きに乗せ、しっかりふんばって、右手はずうずうしくも肘置きにのせて社長さんすわり。
 いままで、ベッドの角度をつけて、座らせ練習をしてた成果?
とってもうれしい発見でした。

Nrs.の日記より
  車椅子に乗ったところを見てびっくりしました。座っているところを見るのは何週間ぶりで、みちがえるように表情もしつかりしてたし、首もささえれたようにみえたので、感動しました。よくここまでがんばったなぁと思いました。8日はいよいよ手術の日、状態が少しでも改善できたらなぁと祈ってます

2000年12月8日 いよいよシャント手術の日


 今日はシャント手術の日、とっても心配。できるなら、うけさせなくなかったけど、これで少しでも脳の状態が良くなり、優の状態がよくなればということで決心。心配です。

Nrs.の日記より
 手術が無事終わり安心しました。リハビリは11日あたりから再開する予定です。車椅子は、脳外科の先生と相談しながら再開しようと考えています。9日からベッドを少しずつ上げていき、いつもの口腔マツサ-ジなど取り組んでいく予定です。今日は、夕方6時ごろから少し目をさましていました。「目をあけて」と言うと。なんとなく大きく開くような・・「目を閉じて」と言うととじるような感じがしました。ぐうぜんでしょうか。


優、21歳誕生日おめでとう!




21歳です

事故後5ヶ月
5ヶ月
事故後5ヶ月の写真です。まだまだ手で頭をささえる必要が・・・


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