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2004年07月16日

以前日記に書いた、高校時分の友達にまたもや会いました。

もちろん、彼は相変わらず、 玉置浩二 でした。 (^^)

あの時は、あまりにも久し振りでしたので、入れなかったツッコミも入れて、缶コーヒー片手に、店の前で、お互いの近況を話していました。

その話の中に、共通の友人 H の事が出てきたんでが、そのＨというのは、とにかく、 カッコよくって、ええ男 なんです。

当時の彼は、陸上部という事もあって、真っ黒に日焼けしていて健康的な事この上なく･･･。

背も高く、顔も良くて『容姿端麗』と言っても言い過ぎではなく･･･。

そういった男にありがちなツンケンした所もなく、明るく面白く、行動力もあって、何故か喧嘩も強い！

『色男、金と力は無かりけり』なんていうのも、彼には当てはまりません。

当時、こんな、パーフェクトな奴って、世の中にいるんやなぁ～って感心したものです。

Ｈというと、昔こんな事を本人から聞きました。

女の子とデートで、喫茶店なんかに入ると、よくこんな会話になるかと思うんです。

「Ｈ君、何にするの～？私は～、●● にしようかなぁ～」

この ●● がコーラやレモンスカッシュやホットコーヒーなんかだと、問題はないのですが、アイスコーヒーやアイスティーなんかだと・・・

「 ○○ちゃんがアイス （愛す） コーヒーなら、僕はコイス （恋す） コーヒー･･･」

「アイス？そんじゃ、僕は○○ちゃんにアイス （愛す） ･･･」

などと言いたくなるそうで、つい、言ってしまった事もあるそうです。

本人は冗談なんですけど、見た目が見た目なだけに、冗談と取ってもらえない事もあったとか・・・。

冗談にしろ、本気にしろ、言われた方は、かなり引くと、聞いた当時は思ったものです。

そんな、パーフェクトなＨとは、もう15年以上私は会った事がないのですが、玉置浩二君は、先日、偶然会ったそうです。

でも、最初、全く気が付かず、通り過ぎて、Ｈに声を掛けられて、ようやくわかったそうです。

それもそのはず、言われてみないとわからないくらいに、全くの別人の様な感じだったそうです。

「いくら20年弱経ったとはいえ、あれは変わりすぎやわぁ～、なんかあったんやろか？」

変われば変わるものみたいです。

私も、玉置浩二君もほとんど変わって無いというのに･･･。

ホンマ、なんかあったんでしょうね。

もう１７年も１８年も経ってますし・・・。

Ｈは見た目もだいぶんと変わっていたそうですが、話してみると、内面的にも変わってしまってたそうです。

もしかしたら、何かに挑戦して挫折したのでしょうか・・・。

そんな事しゃべってたら、顔では笑いながらも、なんだか少し寂しい思いがしたものです。

月日の経つのは早いもの・・・。

特に、働き出してからというもの、いつも何かに追われるかの如く、気がつけば三十も半ば・・・。

これでいいんだろうか･･･って時々思う事があっても、いつも目の前の事で精一杯・・・。

『 当たって砕けろ！ 』

昔の私がよく口にしていた言葉ですが、最近はあまり言わなくなりました。

砕けるのが怖くなったわけではなく、困難に当たる事が少なくなってきたのかもしれません。

『歳月人を待たず』『光陰矢の如し』等という様なことわざもありますが、本当にそう思います。

あっという間に過ぎてしまった、２０年弱でしたが、またあっという間に２０年過ぎてしまうのでしょうか・・・。

２０年後の自分は、どんな感じになってるんでしょうね。

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