2010年2月・三朝温泉と山陰遠征
2日目、土曜の朝、三朝温泉を出発。まずは 倉吉 方面に向かいました。
倉吉市内中心部から少し離れた「倉吉パークスクエア」というところに来ました。かなり大規模なホールとかがあり、その中にいかにも鳥取っぽい「 二十世紀梨記念館・なしっこ館 」というのがありました。あまり東京では見たことのない、なんとかというでかい梨が印象的でした。宅配で実家にでも送ろうかと思いましたが、ちょっとでかすぎて食べられそうにないので、見ただけ。
この日はここで宇宙飛行士の 若田さん の講演会があるようでした。ところで倉吉市内には代表的な観光名所「 白壁土蔵群 」というのがあるのを通過してから知りました。このあとは前日温泉に入った「ハワイ」方面へ。
どうも「 はわい 」という表示があると、うれしくなります。10:00、信号待ちで撮った一枚。
10:15、 道の駅はわい に来ました。ここにある展望台は素晴らしい眺めでした。この写真は前日行った東郷湖とはわい温泉・ 千年亭 。湖の中に浮かぶような建物がそれです。
西の方角です。雪が積もっている山が見えますが、あれが 大山 なのでしょうか。。
北西方向に目をやると美しい 日本海 が。風車群もとても印象的です。ちなみにこの道の駅は、眼下に見える無料区間の山陰自動車道直結です。この高速が全通すれば、サービスエリアになる構造のようでした。
きれいだったのでもう一枚。前日の天気予報ではこの日も雪まじりということでしたが、きれいな青空が見える良い天気になりました。
こちらが道の駅の建物。たぶんこの方向が 三朝温泉 になるものと思われます。
絶景を堪能したあと、道の駅を10:15出発。この日の主要目的地のひとつ、 鳥取砂丘 に向かいます。
日本海側に沿った道路を快走します。10:41、途中の「 龍見台 」という絶景スポットに来ました。
東の方向。きれいな海です。
また東の方向。
真北の方向。見事な水平線でございます。
地名を忘れそうだったので確認の一枚。
10:53、 道の駅神話の里・白うさぎ で一服。こちらは道の駅の駅長です。。
道の駅の横は 白兔海岸 というところになります。このあたりを走る特急電車の愛称に「スーパーはくと」という名前のものがありますけど、「はくと」というのは、この「白兔」のことなんですね。初めて気付きました。
すぐ横には 白兔神社 があります。
道の駅から歩道橋で海岸まで行けます。
鳥取市内方向の海です。
海に浮かぶ小島をアップしてみました。
別の小島の上のほうを拡大すると鳥居が見えました。あそこには行けるものなのでしょうか。。
11:24、 鳥取砂丘 到着。このあとは虚弱体質に鞭打って砂丘を踏破いたします。。
山陰遠征その6でございます。先週の土曜日のことですから、もう1週間近く前の話になってしまいました。では 鳥取砂丘 から。
11:25、入口です。左方向に砂丘、正面は日本海です。
う~む、やはりこの景色は感動ものでございます。
らくだでも砂丘を一周できます。
馬車でもまわれます。呼び込みをしている右の女性の方、細い杭の上に乗って叫んでいたのがとても印象的だったので一枚。
しばらく砂丘の写真が続きます。手前は平面に見えますが、実際は少し下っていて、その後あの奥の方の人のいるところまで行くわけです。運動不足のおやじにとっては、結構きついです。
これは少し右の方向だと思います。
11:31、上り坂の手前まで来ました。休み休み登っていきます。
11:35、頂上にたどりついて後ろを振り返ってみました。
一番高いところから西の方向でございます。
今度は右、東の方向です。
また西の方向です。あれが大山でしょうか。。
後方のでかい水たまりがきらきら輝いていてとてもきれいでした。
北東方向の日本海です。平面に見えますが、高さは結構あります。11:38、しばし絶景を満喫したあと出発。
11:49、再び入口のところに戻りました。デジカメの時間では片道11分くらいですが、もっと長く歩いたような気がします。。
結構汗をかきました。いい運動をしたあとはやはり一服。IT系なので、横にあったソーラーパネルが気になりました。その下にはたぶんセンサーで通過する客をカウントするメーターのようなものがあった気がします。
砂丘の売店で、砂たまごと20世紀梨ドリンクで軽く昼飯。砂で茹でたゆで卵、なかなか美味かったです。
このあとは、鳥取から日本海側をずっと走り抜け、兵庫県に入ります。昨年のGWの 城崎温泉 遠征のときに時間がなくて行けなかった 余部(あまるべ)鉄橋 に向かいます。今回遠征の最後の最大目的地でございます。余部鉄橋というのは山陰本線の余部駅近くの絶景の鉄橋です。ただ、86年に強風で列車が転落、車掌と直下にあったカニ加工工場の方6名が亡くなられた痛ましい現場でもあります。
12:55、余部鉄橋にやってきました。ここは安全性向上ということで、現在新たな鉄橋を建設中です。古い鉄橋の方は今後も保存されるかどうかは未定のようです。余部鉄橋の陸側にある無人売店の駐車場に車を停めました。無人売店では各季節の鉄橋を通過する写真などが売っていました。一枚買おうと思ったのですが、小銭がたまたまほとんどなくて断念。
あの高さに単線の華奢な鉄橋、下に普通に家があるところは全国でも珍しいと思います。ここはちょうど谷になっていて海から強風が吹き抜けるところです。
鉄橋の真下に86年の事故の慰霊碑があります。合掌。
慰霊用の祠。右の方に列車の通過時刻がわかるように時刻表がありました。
高さ41m、とあります。高いですね。。
海側から見たところ。山側からだと新設のコンクリート部分しか見えませんが、やはりこちら側から見ると迫力あります。まだまだ余部鉄橋が続きます。。
三朝温泉と山陰遠征の完結編です。遠征からちょうど一週間が経過しましたが、もうだいぶ前のことのようです。さて、余部鉄橋の続きから。
13:04、海を背にして鉄橋を見上げます。
こうやってみると、民家のすぐ上を鉄橋が通過しているのでちょっと怖いし、騒音も激しそうです。この道の先を行くと餘部駅方面に行くようです。駅名は「餘部」、地名は「余部」と微妙に違うようですね。
現在の鉄橋と工事中の鉄橋が並んでいます。単線のこの古い鉄橋は味があります。明治後期の建設で、当時としては相当の金と時間がかかったらしいです。このあと駐車場に戻って出発しようとしたら、ちょうど列車が鉄橋を通過して行きました。残念ながら駐車場は山側にあったので、列車の通過する写真を取り損ねました。残念。
このあとは、鳥取方面に戻ります。途中、湯村温泉というところを経由します。湯村温泉は「夢千代日記」というドラマの舞台にもなったところですが、きっと関西方面からの客が多いのでしょうか、結構にぎわっていました。
13:50、湯村温泉の入口に車を停めて中心部に向かいます。このあたりの地名は、新温泉町・湯というのが正式のようです。「湯」一文字というのはいかにも典型的な温泉地という感じでちょっと感動。
途中に「温泉小学校」という小学校が。温泉マニアとしては卒業してみたくなる名前です。学校にも温泉があったりするのでしょうか。。
「夢千代館」です。
13:55、折角なので、日帰り温泉「薬師湯」に入りました。中は相当混雑していて芋洗い状態だったので、ゆっくりできなかったのが残念。
薬師湯の外にあった温泉町役場跡の碑。今は市町村合併で「新温泉町」となっていますが、地名に「温泉」がそのままついているのは日本でも珍しいですね。
14:23、荒湯という源泉の近くのオブジェ。
そしてこれが湯村温泉の源泉の荒湯。もうもうと湯気が立っていました。
近くの店で卵を買ってここに15分くらい入れておくと、ゆで卵になります。このあと湯村温泉を出発、今回遠征の所期の目的地は予定どおり走破いたしました。
15:57、JR鳥取駅前に来ました。駅のそば屋で軽く遅めの昼食。
16:36、鳥取空港に行く途中、鳥取港にある「かにっこ館」という、ちょっとした水族館のようなところに来ました。近くにはシーフード系のレストランや寿司屋もありました。
「かにっこ館」にいたタラバガニ。もしかしたらズワイガニでしょうか。いまいち区別がわかりません。。不謹慎ですが美味しそうです。。
こちらはイセエビの仲間のようです。あの巨大なハサミは茹でると美味そうです。また不謹慎ですが。。
タイですね。これも不謹慎ですが刺身で食いたいです。。
16:50、最後に近くの太平洋を写して出発。
17:14、鳥取空港に到着しました。これで全行程完全終了。このあと18:20ごろ羽田に向け離陸。上空はずっと天気が良く、すでに暗くはなっていましたが、大体どのあたりを飛んでいるか把握できました。ただ、静岡の御前崎上空を過ぎたあたりから天気が悪くなり、羽田到着時は雪が降っていました。羽田で夕食代わりの空弁を買って21:00ごろには帰宅。あっという間でしたが、三朝温泉と山陰遠征、完結でございます。さて、次はどこに行こうか。。