歴史講演家 ナルトハジメの自分史 吉田松陰

歴史講演家 ナルトハジメの自分史 吉田松陰

自分を許すことから始めよう



でも、それって悲しいことの裏返しなんだろうなって思うよ。なぜそんな目標が出てきたのだろうって、ちょっと考えると、あまり直面したくない事実に出会う。

僕の周りには残念ながら愛がなくて、世の中が乱れていて、どこかそれは仕方がないと思っているから、「愛ある世直し」って言葉が出てくるんだね…。いわば、それはコンプレックスの裏返しだ。

人にはみんなコンプレックスがある。間違いがある。きっと目標って、そのコンプレックスの裏返しなんだろうね。だから、たとえそれが滑稽に見えたとしても、優しいまなざしで見守りたいよね。

僕が、もし間違って、自分自身に人より愛があるとか思ったとしたらそれは、やばいことだ。思い上がりも甚だしい。

僕は自分に愛がない人間だとは思わないが、決して愛が溢れた人間ではない。愛があまりないことを自覚して、僕は生きようと思う。

そうすることが、僕が愛に生きる唯一の道だと思う。

人間には弱点がたくさんある。正義を振りかざしたとしても、それは許しにはならない。愛とはなんぞや?それは受け入れること。だとすれば、まず自分のコンプレックスに向き合って、自分を許すことから始めよう!

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