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八木哲郎

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2007/03/31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
アングロサクソンのトラウマ 1

従軍慰安婦の問題について安倍首相の発言(従軍慰安婦に日本軍が直接かかわった事実はなかった)がアメリカの議会で問題になっている。
これをどう読むかであるが、日本政府は拉致をいつまでも言い張ることはいいかげんにしろという脅しであろう。日本政府が北朝鮮の拉致を言うならば、従軍慰安婦は拉致ではないか、というロジックである。
あれほど北朝鮮に対して強硬であったアメリカが一転して、マカオの銀行の北朝鮮預金口座をあっさり解除した。
これをアメリカはイラクで手一杯で北朝鮮などにかまっていられなくなったとか、北朝鮮が日米の離間を策したものだとか、したり顔の外交評論家がコメントしているが、アングロサクソンがある日突然手のひらを返すような政策転換をやるのは歴史が証明している。イギリスもアメリカも議論好きな国であって、国内に2つの勢力を抱え、ある勢力の政権が行き詰まると、別の政権が出てそのときどきの現実主義的な選択を行う。
その結果、手のひらを返すようなことを、あまり抵抗感なくやるのである。
両国とも、マーチャント(商人)勢力が強く、政治はこれを制御できない。
とくにアジアに対してはどうしても権益を保持したい願望が強烈である。
両国とも、中国に対して強いトラウマを感じている。日本のある勢力が中国に侵略したことに対してあやまろうとしないのを彼らはあほうなことだと見ている。同じように彼らも過去の中国への侵略に対して謝ることはしないが、そのくだりになると、歴史の事実を文書から抹殺し、沈黙を守る。教科書などには一行も書いていないか、悪質マーチャントのせいにしている。そして中国に友好的なサービスをして帳消しにしようとする。






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Last updated  2007/03/31 06:36:20 AM


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