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八木哲郎

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2007/12/06
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カテゴリ: カテゴリ未分類



アングロ・サクソン社会では寄付がよく集まる。2002年の1年間でアメリカでは約22兆円があつまり、イギリスでは1兆7300億円があつまった。これに対し、日本では2004年に252億円。これも大半が政治献金である。
税制の仕方の違いだという人がいるが、私はそうだとは思わない。日本人は要するにケチなのだ。根本的なケチケチである。
アングロ・サクソンの社会ではなにかやりそうだと思わさえる人間には、金持ちをはじめ、一般人も寄付を出してやれやれとたきつける。英雄が好きなのである。こうして命知らずの冒険家が地球をまたにかけて冒険する。探検する。宣教師が出て行く。半分以上が死ぬ。しかし無事に帰ってくると本を書く。一発でベストセラーになり、その男あるいは女は一夜にして英雄になり、大金持ちになる。出自の貧しい子は一躍エスタブリッシュしてハイソサエティに入ることができる。彼らがもたらした地球の未知の情報はマーチャント、政治家、軍部が待ち望んでいるのである。

私はアングロ・サクソンの女性に注目している。アングロ・サクソンの男は日本人みたいに単身赴任などは絶対にしない。かならず家族そろって赴任する。しないのは戦時の軍人だけだ。
ポルトガル、スペイン人は16世紀から海外に出て行った。しかし男だけで、女は行かなかった。当時の航海事情を考えると命知らずしか行かなかったという事情はあるが、女が行かなかったので、彼らは現地のインディオを娶り混血児を産んだ。スペイン人との混血はミスティーソとかミスティーサと呼ばれ、女性はまるで陶磁器のような錫色の肌をしていてなんともいえず美しい。
こういう混血児は宗主国スペインに愛国心などは感じない。祖国は自分が生まれた国、たとえばメキシコとかフィリピンだと答える。
だからスペインやポルトガルは連邦帝国をつくらなかった。イベリア半島の人口200万のポルトガル、400万のスペインは空洞化して終わった。

こうしてイギリスは衰えたりといえども英連邦という世界にまたがるゆるやかなネットワークを今でももちつづけている。なんという強みであろうか。





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Last updated  2007/12/06 08:49:12 PM


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