現代徒然草

現代徒然草

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

八木哲郎

八木哲郎

Calendar

Category

Comments

万魯建@ Re:小沢一郎の詭計(11/07) 小沢さんの考え方は本当に理解できなかっ…
つねさん@zukai @ 考えさせられました。 60年安保、70年安保は言葉として知っ…
古井戸@ 文学者は書を残す 小田実全仕事、をはじめとする膨大な小説…
inkyo@ 参院戦オオyぶれ 負けてもやめない
はたやん@ はじめまして はじめまして。 官位や席次を検索してい…
2008/05/29
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


その怪物はどんなものかまだ正体が突き止められていない。世界同時高成長といういまだかってない現象がおこり、金利も上がらず、インフレも起こらない。案外ドルがもちこたえている。なぜか。いかなる経済学者も説明できない。どんな経済予測も当たらない。
日本のけなげな主婦たちが利子がつかなくなった銀行預金を下して金融商品を買う。ドル預金をする。その小さな流れをどこかで誰かが大きく集めて、大海に流す。それが怒涛のごとく石油の投資資金になだれ込んでガソリン価格を上げる。穀物を買い占めて値上がりさせる。こうしてこんどは主婦たちに襲いかかり、真綿で主婦たちの首をしめ上げていく。
海賊船による資源収奪、奴隷貿易、アヘン貿易、侵略戦争、こういうことがかつての歴史において何のとがめもなく行われたのは、それが国家の埒外、法律の及ばない海上で行われたからではないか。そういう類のことが、いまグローバルに形を変えてマーチャントによって行われている。
それがサブプライムローンであり、金融工学と銘打ったまやかしであり、石油価格の暴騰であり、やがて感じさせる食糧資源の争奪?
国家や法律や経済学は一国の範囲内では有効だが、国境を超えると、そこは無法の世界である。誰もコントロールできない。制裁不能である。民主主義も機能しない。
各国経済は分業化して、グローバル経済の下部機構になった。依存機構になった。
地球経済学のような、まったく新しいグローバル化した状態を説明してくれる経済学がない!。
私はうすうす以上のようなことを考えていたら、こんな本に出会った。
「新帝国主義論~この繁栄はいつまで続くか」武者陵司(東洋経済)
この人はドイツ証券の副会長兼CIO、埼玉大学客員教授という肩書である。
やはり同じようなことを考えていた人がいたのだ。
今それを読んでいるが、こんな立派なアナリストでさえわからないといわれるのだ。
今日、多摩大学リレー講座で寺島実郎氏の話を聞いた。
ワーキングプアやサブプライム問題などについて話したあとで、こういう事態に対処する経済学がない、といわれた。
やはり同じことだ、と思った。いま、世界をのしあるいている怪物の正体はなにか。これを一皮一皮はがして正体を突き止めていかなくてはならない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/05/30 04:18:41 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: