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八木哲郎

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2009/10/09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
台風一過、すがすがしい秋晴れ。台風は思ったほど強くなかった。庭の木が倒れはしまいかと思って急きょつっかえ棒で補強したが、その惧れはなかった。


台風の前夜、佐々木俊尚氏の講演を当会で行った。「2011年新聞・テレビ消滅」という文春新書の書名をそのまま頂いたわけだが、まさかあと2年で消滅するとは思わないが、新しい形態に変化(ミドル化)するという話であった。
新聞もテレビもマスを対象にして発達したが、実際の読者はミドル化しており、そういうミドル化した塊の読者や視聴者にターゲットしないと広告も集まらず、自滅していく。
ミドルというのは、マスほど多数者でなく数千人から数万人単位のある専門や趣好の人たちで、そういう人たちをターゲットするとどういう形態の媒体になるのか。
たとえば大新聞などはいくつもの多種類の紙面をつくってターゲット化する。テレビはオンデマンドになって任意の番組を取り寄せてCMを飛ばして任意の時間で観るようになる。インターネットでいくらでも面白い番組を見られるようになると、今のテレビ編成局が作る番組はばかばかしくて見る人はいなくなる。
新聞のニュースは新聞社のホームページを開けてみる人よりもヤフーニュースでみる人が多くなる。ヤフーでは各紙のニュースが横並びで出てくるが、その場合に記事の軽重は無視され、優先順位もなく羅列的に出るだけである。そうなると新聞社がもっているニュースの優先順位の選択能力とか編集権というのもがきかなくなり、新聞の権威が落ちてくることになる。したがってマスコミ各社が勝負をかけてくるところはコンテンツの良さになり、ジャーナリストが腕にものを言わせた少種で質の良いミドルメディア紙が生まれる可能性があるという話であった。

オバマ大統領がノーベル平和賞というのは予想せざる話だった。核廃絶に向けた姿勢が評価されたといえよう。
それにしてもオバマを誕生させたネット世代のパワーは大したものだ。ネット世代に対してこれまでネガティブにみる見方が多いが、過去の人類の中で最も賢明な世代だという説もある。私が注目しようとしているのは彼らが世界の人口の過半数に達したときには戦争はなくなる、という説である。これは興味深い。





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Last updated  2009/10/09 07:20:59 PM


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