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八木哲郎

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2010/01/12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今年成人になった人は1990年生まれ、生まれてから一度も好況期を経験したことがない人たちだ。就職もきついし、年収300万以下でスタートしなければならない。しかし、幸いなことに都会に住んでいる人は親の家があるから寄港先があるからいいようなものの、地方に住んでいる人は経済がどん底だから地方にいてもつらいし、都会に出てきてもつらいと思う。

これも将来への楽観がなくなった今の時代を反映しているのだろう。

しかし、人間は将来どう変わるかはまったくわからないものだ。今成功している人は誰でもこういう。自分が今のようになるとは、若いうちは予想もつかなかったと皆言う。
私自身もサラリーマンをやめて独立してから今のような自分になると予想もつかなかった。決して金持ちになったわけでもなく相変わらずの貧乏生活だが、充実した毎日で悔いがない。ありがたいことに年金が生活の主な支えである。したがってだれでも、老いても、仕事がなくなっても年金で余命を支えられるような、セフティネットがある社会にすることがこれからの国民全体の使命である。

しかし、そのこととは自分の人生を意義あるものにするための自己研鑽がかかせないだろう。このごろ、強く思うことは、人生は消費だということである。60年、80年を消費しながら、意義ある仕事をする。他人のために喜ばれるような仕事をする。健全な社会を構築、維持してこれから生まれてくる人たちのためにいい社会をつくる人生を送る。

いい人生を消費するためのいちばんの要点は勉強することだ。長い苦しい時代でもそれがあとから考えて、あの失業時代、貧乏時代は図書館から本をかりてひたすら読みまくったことがよかったなあ、と思う日がかならずやってくる。毎日毎日、2時間でも本を読んでいると、それがどのくらい人間を豊かに成長させるかは、そのときはわからなくても後になってわかるものだ。だいたい言うことが知的になり、人から一目置かれるようになる。そうすると自然にいいチャンスがやってくる。人を雇おうとする人や、仕事を任せる人を探している人は、どこにいい人、実力のある人がいないか、いつも探しているからだ。
毎日、明日は何をするかを決めておく。どの本を何ページから何ページまで読むことを義務づけ、ページに印をつけて置く。それを完遂したら充実感がむらむらと沸いてきて今日はよかったなあと思う。こういう日が積み重なっていけば、かならずいい結果が生まれる。しかし、そのときは予想がつかない。また肝心なことは予想などしてはいけない。結果というものは与えられるものだからだ。なぜそうなるのかということは、この世の中は善意の人が半分以上いて、その人たちが仲間に引き入れてくれるからである。





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Last updated  2010/01/12 07:40:07 AM


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