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2010/05/12
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12日毎日朝刊の10ページ異論反論欄に佐藤優氏の寄稿が載っていた。

 沖縄が佐藤内閣のときに還ってきたのは、30年間も祖国復帰運動を熱心にくりかえし、血みどろの闘いをつづけてきた沖縄県民の努力である。私は復帰前に沖縄に駐在してこのひたすらな沖縄の人たちの祖国復帰デモを見てきたが、これをみてアメリカは沖縄領有をあきらめたのである。しかし、当時のマスコミは沖縄はあたかも異民族であるかのように報じ、沖縄県から来た学生をアジア留学生の中にいれて恥じなかった。
ついでにいうと、国後島が還ってこなかった大きな理由は、あの島から住民を引き揚げさせてしまった外務省の失策である。なぜこうしたか、このことを検証する必要がある。
日本の歴代首相ではじめて沖縄にやさしい目をむけたのは鳩山首相で、なんだかんだ言っても沖縄の人はこのことを記憶するだろう。動機がよかったが、あとうまくいかなかった人をメディアはこれ以上責めるべきではない。メディアが抑止力が大事だというならば、そのことを紙面で立証して、日本国民に沖縄に押しつける不公平を訴えつづけたらよかろう。なぜそれをしないのかは、彼らにその気も能力もないからである。
後世の人は、鳩山さんのときからすこしづつ変わってきたなと評価するだろう。





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Last updated  2010/05/12 06:24:40 AM


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