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八木哲郎

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2015/07/22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
西沙群島の中國の人工基地が問題になっているが、これは何のためか。池上さんの解説で空母の代わりにここに飛行場をつくるというのはよくわかった。日本のマスコミはマラッカ海峡の日本のタンカールートを妨害するけしからん障害物という書き方をしているがもっと深い解説が必要である。この海上ルートは日本のみならず、韓国、中国も依存している。地図でみると西沙群島は東はフィリピン、西はヴェトナムで中国からみたらこの2国は紛争当事国である。中国の立場でみるといちばん怖いのは東シナ海に面した沿岸を海上封鎖されることである。こうなると輸出入貿易もできなくなる。日中戦争のとき、昭和14年以降日本に海上封鎖されて米英からも物資が入らなくなった。仏印から雲南省に鉄道が敷いてあるので中国はここから物資を入れようとしたが、フランスは日本を刺激するとまずいので仏印経由の輸送を断った。そのうちに日本軍の仏印進駐で完全にルートがたたれ、ビルマルートでしか入らなくなった。こういう状態は南北の中国経済の基本ルートを壊すので、中国経済はめちゃめちゃになり、相当に痛い教訓であった。

それで西沙群島の人工島に空港、海軍基地、港湾の建設を急いでいる。海上封鎖を防ぐための戦略基地として。ここは日本以上に中国輸出入物資のルートになるから、死活のポイントである。アメリカもここには手を出さないであろう。





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Last updated  2015/07/22 09:59:38 PM


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