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【高田渡生誕会 57】

【高田渡生誕会 57】
  吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
       2005年11月18日



今は亡き我が心の師匠高田渡大人の、57歳誕生会に行ってきました。
やはり我が心の故郷吉祥寺です。

しかし、早いことくたばるもんじゃありませんな。
いつのまにかパウロさんになってしまったり、とんでもない時期に誕生会が開かれたり。
渡さんの誕生日は、本当は一月一日です。

さて、「高田渡生誕会57」は、2005年11月18日・19日の二日間、吉祥寺のスターパインズカフェで開催です。
何度か御案内をいただいた中山ラビさんのライブ会場がここでした。
実際に行くのは初めてです。

土曜日は無理ですが、金曜日にはなんとか都合がつきました。
温州蜜柑さん(仮名)の手引きで吉祥寺駅からまっしぐら。
STAR PINE'S CAFEは「MANDA-LA 5」なんだそうです。
「3」と「4」はどこにあるのかなあ。

この誕生会はイサトさんの提案で始まったもので、渡さんの曲を歌い継ぐ集いです。嬉しいことに来年は高田渡生誕会58が開かれることになっています。

高田渡生誕会57

開演前には、あの春一番最終日に聴いた佐久間順平さんのフィドルが流れています。
高田渡メドレー。
生で演奏しているようではないけれど、CDになってないよなあと不思議に思っていたら、最後に風太さんが説明してくれました。
順平さんが自宅録音したのだそうです。

★中川五郎+良原理恵
#1 ♪大空が僕を呼ぶ
#2 「ファーブルさん」
#3 「2005年4月16日」

五郎さんのギター弾き語りに、今夜はリエちゃんの鍵盤ハーモニカ&ピアノ&アコーディオンのサポートが付きました。
最後の曲は、渡さんの訃報を受け取ってからのドキュメンタリーです。
渡さん、亡くなったんだなあとしみじみしてしまいました。

★シバ
#1 「夜風のブルース」
#2 「酒」
#3 「火吹竹」
#4 ♪毎日毎日ろくなことがないのさ
#5 「バイバイブルース」

渡さんの古い曲を、かっこいいシバのブルースで聴きました。
良かったです。

★中川イサト
+今井忍+竹田裕美子+高田漣
+宮崎勝之+古橋一晃+大庭珍太
+河野俊二
#1 ♪吉祥寺1972
#2 ♪おぼえているよ、あの日の空
#3 ♪泣きたいほど寂しい夜
#4 「生活の柄」

1曲目は懐かしい70年代の吉祥寺風景。
「中道通り」「バンビ」「吉祥寺火薬庫」が歌い込まれます。
残念なことにウニタは出てきませんでした。
3曲目はハンク・ウィリアムズ。
豪華メンバーなんですが、ステージが狭いので、ちょっと人が多過ぎる感じです。

★ゲスト 加藤幸和+下路雅之
#1 「男らしいってわかるかい」

びっくりしました。
いつも束ねている髪をおろして、「のろ」のマスター加藤さんが登場です。
気持ちよさそうに歌ってくれました。
ギターを弾く左手がまったく動いていないのが御愛嬌。

★宮武希
+松永孝義+今井忍+ANNSAN
#1 「夕焼け」
#2 「ひまわり」
#3 「その青」
#4 「春のような」
#5 「風のゆくえ」

1曲目の渡さんの曲を、弓で弾くベースをバックに、アカペラに近い感じで歌ってくれました。
今夜はちょっと声が出ていなかったような。

★いとうたかお
#1 ♪さみしい人が多すぎる
#2 「フレンド」
#3 「風」
#4 「明日はきっと」

風太さんが昔のことをいろいろしゃべるので、「言わんでもええことを」と登場。
3曲目が渡さんの曲で、本人に言って持ち歌にさせてもらったそうです。
4曲目がフィナーレ。
順平さんや村上律さんといった、明日の出演メンバーもステージに集まりました。
順平さんは顔が真っ赤でしたが、酔っ払ってたのかしら。
フィドルいいなあ。

高田渡生誕会57

★アンコール
#1 「靴が一足あったなら」
#2 「自転車に乗って」

もちろん全員で歌うのです。
いいコンサートでした。
また来年!

高田渡生誕会57

パンフレットのデザインはシバさんと佐藤GWAN博さんだそうです。


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