2015年08月10日
カテゴリ： カテゴリ未分類
早稲アカ、中３夏合宿で大失態
東京の進学塾「早稲田アカデミー」の夏合宿で、塾の担当者が生徒から預かった財布や
携帯電話などの貴重品を紛失し、警察に届け出たという。
塾の担当者は、合宿初日の８日夕方に携帯電話や財布などの貴重品を預かり、まとめて
保管していた。９日午前２時ごろに確認した際には異常はなかったが、５時間後の午前
７時に改めて確認したところ、すべてなくなっていたという。
本来なら生徒から預かった貴重品等はホテルのフロントの預けるものだが、担当者は鍵
などなく自由に出入りできる「講師の詰め所」で保管していたのだから、あきれるほど
の杜撰さである。認識不足にもほどがある。
７時までの犯行とすれば、外部の可能性は低い。鍵のない部屋に３４０人分の財布と個
人情報がつまったスマホを「放置」すれば、どうなるか？
生徒の親には「生徒から預かった300人分の携帯電話の施錠を忘れて紛失しました」と
9日の22時頃に連絡を入れているが、あまりにも遅すぎる。
今回の件で早稲田アカデミーの山本豊取締役は「保護者や生徒の皆様にご心配やご迷惑
をおかけして大変申し訳なく思っている。今後、再発防止のためにきちんとしたルール
を確立して、二度と同じようなことが起こらないよう徹底していきたい」と話している
が、ピント外れもいいとこ。
再発防止？そんなことは当たり前！それよりも、他人には絶対見られたくない個人情報
の流出危機で生徒は勉強どころではない。生徒の精神面のフォローをどうするのか。
再発防止のためにきちんとしたルールを確立するより、そちらのほうが先ではないか。
他に、「1万円を返金させていただきます」と話したそうだが、1万円で済むのか？
中３の夏合宿は８日から１２日までの４泊５日で８万４千円（塾生８万１千円）となっ
ているので、１万円の「返金」では保護者は納得しないだろう。それも、合宿初日の
８日に騒ぎが起こっているので、生徒は勉強に集中できるはずもない。
「受験の天王山」をぶちこわした塾側の責任は重い。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2015年08月11日 04時31分56秒
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
