★銀次郎の合格ブログ

2022年01月01日
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令和3年度宅建試験(12月実施)
問44の正解は「2」?


令和3年12月「問44」(個数問題)

宅地建物取引業者が行う宅地建物取引業法第35条に規定する重要
事項の説明についての次の記述のうち、正しいものはいくつある
か。なお、説明の相手方は宅地建物取引業者ではないものとする。

ア 賃貸借契約において、取引対象となる宅地又は建物が、 水防
法施行規則第11条 第1項
の長が提供する図面に当該宅地又は建物の位置が表示されてい
る場合には、当該図面における当該宅地又は建物の所在地を説
明しなければならない。

イ 賃貸借契約において、対象となる建物が既存の住宅であると
きは、法第34条の2第1項第4号に規定する建物状況調査を
実施しているかどうか、及びこれを実施している場合におけ
るその結果の概要を説明しなければならない。

ウ 建物の売買において、その建物の種類又は品質に関して契約
の内容に適合しない場合におけるその不適合を担保すべき責
任の履行に関し保証保険契約の締結などの措置を講ずるかど
うか、また、講ずる場合はその措置の概要を説明しなければ
ならない。

1.一つ
2.二つ
3.三つ
4.なし

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一度はスルーしたものの、どうも気になったので、取り上げて
みます。この問題の正解はどの予備校も「3」ですが、正答率
をみると「2」と「3」はほぼ同じで、「2」とした受験生も40
%強いたようです。

肢1は「水害ハザードマップ」に関する問題で、その重要事項
の説明は、今年の改正点です。普通に読むと正解で問題ないの
ですが、・・・・


水防法施行規則第11条 第1項
水防法施行規則第11条 第1号


が正しく、この部分をミスと判断した受験生もいたでしょうか。
四肢択一なら出題者の校正ミスと思ってあっさりスルーできる
のですが、問44は個数問題ですので、「あれっ?」と思ってし
まうと、判断に迷ってしまいます。

まさかこんな箇所で「ひっかけ」はないと思いながらも、個数
問題ですので、 正確な知識のある受験生
ったかもしれません。この迷う時間がもったいないのです。

正誤の判断に影響を与えないものの、試験開始前に「訂正」す
べき箇所ですよね。試験開始前にね!





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最終更新日  2022年01月01日 16時48分39秒


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