★銀次郎の合格ブログ

2022年11月20日
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令和4年度宅建試験
問48は「逆転没問」か?
<徹底検証>

続き

同じ不動産系国家資格の「マンション管理士試験」や「管理業務
主任者試験」でも、合格発表後に、正解に関する指摘があり、追
加合格をだしています。


ただし、没門にするかどうかは、試験実施団体が決めることです。


平成23年の問48は明らかな「誤記」で、「対前年度比」と「対

問48は速報値では確かに問題の通りですが、本試験日からみた
最新データでは誤り。

このような指摘をうけないためにも、作問者は疑義のないように
細心の注意を払うべきだったのです。ツメがあまいといわれても
仕方ありません。



ただ、この問48が全員正解になると、全体の正解率が80%程度
でしょうから、約20%、人数にすると4万5千人の受験生が不正
解から正解になります。そのうち、合格点から1点足りない者が
どのくらいいるのか。みやざき先生の予想通り、2千人程度でし
ょうね。もう少し少ないかもしれません。


不合格から一転、合格通知を受け取る方が2千人もいるわけです
から、大変なことです。合格点が36点なら、35点の2千人が繰り
上がるわけですから。


平成23年の場合は合格発表の8日前に没問の知らせがありました
が、今年は合格発表3日前でもないのですから、機構は問48の正
解を「4」にしている可能性が大。つまり、没問想定外だという
ことです。



管理業務主任者試験やマンション管理士試験でも、合格発表後に
正解に関する指摘を受け、新たに正解肢を追加するケース(単独
正解→複数正解)はありますが、


逆転没問のケースはない


試験実施団体において、没問認定は「死」を選択したのと同義で
す。解答不可能、解なし・・・問題として不適切で、国家資格試
験問題と成立していないことを、自ら認めるわけですから。


さらに、それがすべての事務作業が終わった後に判明すれば大変
なことです。宅建試験は日本最大級の国家資格試験ですから。


ただし、平成23年の問48は明らかな「誤記」ですから、没問と
せざるをえないのですが、事前判明のため、ボーダにも反映する
ことができ、最悪の事態を免れました。


しかし、令和4年の問48が没問認定されれば、合格発表後に、採
点作業のやり直し、合格証書の作成、発送他、大変な作業が待ち
受けています。


不動産適正取引推進機構は、どのような判断をするのでしょうか。


「逆転没問」か「完全スルー」か?


運命の合格発表は11月22日(火)ですが、合格点や合格率等の
結果は月曜日の深夜に判明します。合格点は蓋を開けるまでわか
りません。今回の没問騒動をうけ、不動産適正取引推進機構が合
格発表前日に、何らかの発表をする可能性もゼロではありません。

というのも、機構が「従来行っておりました各都道府県での紙の
張り出しによる掲示は今回から行いません。」とのアナウンスを、
18日の金曜日に出したからです。何かを察しているのでしょうか。





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最終更新日  2022年11月20日 12時55分13秒


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