★銀次郎の合格ブログ

2022年12月17日
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どうなる?
賃貸不動産経営管理士・マンション管理士試験
「禁じ手」で強行突破か?


資格試験の合格率については、試験実施団体の裁量(政治的判
断)で決まるので、今年の賃貸不動産経営管理士やマンション
管理士の試験では、その動向に注目が集まっています。

合格ラインの予想については両者ともに「没問」相当の問題が
1問あり、さらにマンション管理士では疑義があと2問もある
ので、疑義問のアナウンスがない現状では、合格発表を待つし
かないでしょうね。


賃貸不動産経営管理士試験の合格発表は12月26日ですが、問
32の正解番号をどうするのか。全員正解か、それとも単独解
答で押し切るのか。それによってボーダーも変わるので、合格
点が34点か35点かは、問32の行方次第となりそうです。


次にマンション管理士試験ですが、平成13年の第1回試験から
昨年まで合格率は常に「1ケタ」ですので、今年もその水準で
決まるなら合格点は40点か41点でしょう。しかし、疑義3問の
正解番号が不明な現状では「39点」から「42点」の範囲内で
決まる可能性が高いとしか言えず、「禁じ手」を使う可能性す
ら考えられます。


「禁じ手」?


そうです、絶対に許されない方法で、落とし所を見極めるので
す。具体的にはどちらとも取れる問題は、正解率の低い方を
「正解」とし、合格点の高騰をおさえる。今年のマンション管
理士試験では以下の正解番号が予想されます。


疑義3問の予想正解肢
問4
問9
問47
2
2
1



合格点を40点以内にし、かつ、合格率を1ケタにするには、上
記の疑義3問を 「調整弁」 として利用し、よ
り正解率の低い解答を「正解番号」として強行突破をはかるし
かないような気もします。


ただし、昨年の合格点は39点よりの38点だったので、LEC及
びTACの平均点から推測するに、上記の「禁じ手」を使っても
39点で上位9.9%内に収めるのは極めて困難だと思われます。


私は管理業務主任者については何を隠そう平成13年の記念すべ
き第1回試験の合格者で、マンション管理士については平成14
年の第2回試験の合格者ですので、随分と長い期間、この試験
を見てきましたが、マン管はどうも今年が分岐点になりそうな
気がします。


今年の試験でボーダが41点で合格率9%なら、来年の申込者数
は微減ですむでしょうが、ボーダーが39点で合格率が13%な
ら、来年は数千人減、再来年は1万人を割り込むのではないか
と危惧しています。


一般的に難関資格とは合格率1ケタの試験を指しますが、マン
ション管理士試験が独占業務もないのに、いまだ存続している
要因のひとつは、この1ケタの合格率に価値を見いだす受験者
がいるからです。その聖域が崩壊するなら、マン管も終焉を迎
える可能性が高く、その実施団体の存続も難しいでしょうね。





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最終更新日  2022年12月17日 09時00分09秒


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