うたよみひと

うたよみひと

昔の私 2001/12/30~


憧れの HPを 作ろうと 思ったところまでは よかったものの
なかなか 出来ません トロイだけなのでしょうが
皆 凄く素敵なHPばかり… どして あんなに 素敵作れるのか
やれやれ
ずっと 書き溜めてきたものを どしても 形にしたい 
そんな気持から始まって 
HPを なめていました ごめんなさい そう簡単には 作れないものです
ふぅー

『伝えたき 言葉ばかりが 募りても 形にならず 文字にもならず』



「おめでとう」2,001/01/01~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『一の日に 陽に手をあわせ ただ君の 健やかなるを 吾は願いて』

これから仕事です(笑)
ああ これで 今年一年がどんな年になるか 想像つくというものです
色んな意味で 振り出しに戻るからのスタート…

『願いたる 賽の目出ずに 上がれぬを すごろくなれば 苦笑とするも』

やれやれ(汗)ま ゆっくり いきます



「初詣」2002/01/05~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さぼってたというか 書けなかったというか
新年明けましてなんて 明けるまでが 
来るぞ 来るぞ ってな 具合なのに
明けてしまえば どうということも無く
多分来週ぐらいには すっかり 年の暮れなどというものが
あったことすらも 忘れるンじゃないかと思うほど

それでも まぁ 年が明けましたので
1日は 仕事ということもあり 2日に やおら初詣に出かけた

なんと 高尾山へ…
小雪がちらつくなか 物凄い急な坂道を へどへどになりながら
なんとか 山頂へ
あの坂を 登ってきたとは 思えないような 方々に混じって 参拝
年配者の 多いこと多いこと 子連れも 結構いて
本当に ご苦労様ですって感じでありました
が 山頂まで ケーブルも リフトもあり
お金を出せば 楽々 登れるというのが
まぁ 人の世を物語ってるなぁ という感じです

それでも 景色は やっぱり 山の上
久しぶりに見る 山の景色は よかったです

『新しき 年のはじめに 誓いたる 今繋ぎし手 離さぬことを』



「うまくいかぬは」2002/01/12~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
やれやれ 今週末占い 惨憺たる結果… 
そんな画面を 朝一番に見せられたためか 運命か
なんだか なにやっても ぱっとしないというか
からまわりというか
人間は 暗示にかかりやすい 動物らしい
朝の時計代わりの 番組の中 
ほんの 数分 占いが流れる 
見るともなく 見ないともなく トーストをかじりながら
洗濯物を干しながら 仕事に行く準備を しながら
自分の星座が 現れるのを 気にしてる
最高な一日といわれても 「あっそ」ってなもんなのに
最悪の一日といわれると どーも気になる
そうして うまくいかない物事を 占いになすりつけていく
やれやれ…

『貴方との 相性占い ズルをして 100%の カードを並べ』

『気づかずに 吾の中にと 溜りたる 澱みを冬の 空へと吐く朝』

冷たい空気を胸一杯に吸い込んで 吐き出す
体の中の 汚れを 吐き出すように
鼻の中から つーっとはいってくる 新鮮な空気は
体を浄化してくれるような 気がするもんです
汚れは 取れないことなんて 百も承知だけど
せめて 気分だけでも…ね



「色気」2002/01/13~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「色気の在る字を書くように」
これ 書道の先生の言葉 うむぅ 難しい
行けたり行けなかったりでは ありつつ
週に一度の お習字教室に 通ってる
手習いって 好きだなぁ
あれもこれも 習いたいけど
結局時間もお金も無いから 一つだけ
真っ白な紙に 墨をたらす
ほんの 数ミリの差で
こうも違うか?と なる形の不思議
日本人でありたい 
「何者か」と問われたら なんと言ったらいいだろう
日本人でありたい 
女でありたい
大人でありたい
・… うむぅ難しい
ふと見ると 家で飼ってる猫のくーの
見事な曲線 
足をそろえて 長い尻尾をその前足にかるく巻きつけた 立ち姿
彼女は 美しい黒猫 
猫にも 「らしい」とか「美人」とかあるのだとしたら
もっとも 日本猫らしい 美しい 黒猫にちがいない
羨ましい(笑)

『懸命に 捜すは職か 生き方か 君はもがきて 何を掴まん』

『泥沼に 在りてなを吾 見上げたる 透明なる蒼 空を飛びたく』



「考え事」2002/01/19~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 街という名の 群れの中 暮らし
   競争するが 平均を 好み
   逆らうことも 大声も 忘れ
   人の流れに 漂うを 憶え
   己を失い ただ生きる 愚か
   『吾は 吾でありたい』
   冬の澄みし 空眺め 叫ぶ


なんつーか 何を信じたら良いのか
どうやら このままでは 私は 失業しそう
何のとりえも無いしなぁ
まぁ 致し方ないとは言え 「不景気」は
まるで 増殖するカビのように 広がっているようだ
何が難しいって 
「生きること」だねぇ
何の思考も持たず 喰って寝て喰って寝て が出来ればいいのだろうが
欲やら 見栄やら 希望やら 
人間にはややこしいことに 心がある
この年になって 「生きること」を
煮詰めるように 考えている



「無駄遣い」2002/01/20~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
子供の頃 小遣いを渡されるときの 決り文句
「無駄遣いしちゃ いけません」
無駄かどうかの 違いは 何処にあるんだろう
小銭を握り締め 向かうは 駄菓子やか 文具店
吟味に吟味をし 選び出したはずなのに
他の子の 買物のほうが 上手に見えたり
別のもののほうが 良かったとおもえたり
心行くまで 買うことなど まぁ 普通のうちの子は 出来ない
あのころ 自由になる お金は ほとんどなかったが
自由な時間は たんまり あった
あれこれ 用を言いつけられたり 宿題のプリントには 随分邪魔されたものの
それでも 時間は たんまり あった
「旅」と称して 隣町まで 自転車を こいだり
「探検」と称して 廃屋にもぐりこんだり
友達のうちで 延々 マンガを読み漁ったり
それでも 時間は あった
今思うと どうでもいいことに 大半の時間を
「無駄遣い」していたなぁ と 気づく
其のおかげで 今は いつも 時間に追われている
そのくせ ちょっと空いた時間は やっぱり 無駄に 使っている
ぼーっと PCを 眺めていたり 
どうでも良いような 話を 電話で 延々してたり
やれやれ
生まれもっての ものかもしれない 「無駄遣い」

『我生きて 何残すこと 出来ようか 己の小を 思い知らされ』

『刻々と 変わりて同じ 無き雲の 持つ美しさ ただただ見惚れ』

『夢の中 逢うことできぬ 君と逢う されども想い 告げぬまま醒め』



「人間の勝手」2002/01/23~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
土砂降りの中 休みをとって 我が家の雄猫どもを 避妊手術に連れて行った
生き物としての もっとも大切な行為を 出来なくしてしまうのは
本当に忍びないが この子達の ママを 可哀想という理由だけで
野放しにした結果 なんと6匹も増やすという結果に… 
これでは 飼うこと自体出来なくなるし
身寄りの無いかわいそうな猫が 増えるばかり
3匹は なんとか 貰われていったが
残る3匹は 雄2匹 雌1匹
最初はかわゆい 子猫たちも どんどん成長し・…
家中におしっこで 縄張り争いをはじめ
挙句の果てに 兄妹で・…やれやれ
もう 忍びないもなにも ない 1日も待てない
せんせーーーーーい!!!と電話したところ
月曜日ならなんとか というので
洗濯ネット(これに入れると 逃げられず 怪我もせず 息も吸える 優れもの)
にいれ 車に乗せて れっつごー
行くときから 雨だったが
帰りは もー 前も見えない 感が 勝負の運転で
これって こいつらの 気持?と おもいつつ
ようやく 帰宅 虚勢しても すぐ オカマちゃんの気分にはなれないらしく
寄ると触るとの 兄弟げんか
彼らにとって 餌と 屋根のある 冷暖房付の家 と
自由で 本能のままにすごせる 何の保証もない 外 と
どちらが 幸せなのかなぁ
こいつらが 話を することが出来たら なんと言うのかなぁ
「まぁ あんたのことも 好きだよ」ぐらい 言って欲しいものだ

『陽だまりに うたた寝したる 野良猫の 痩せたる腹で 何を夢見ん』

『冬の夜 空走る風 耳澄ます 君の足音 混ざるを待ちて』


「美容師さん」2002/01/28~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
髪を切りました
まぁ 2足のわらじのうち 一足の方の上司からの 命令というか
職務規定の中に 肩につくまでのびたら 切るか結ぶか と あるので…

髪の毛が 傷むとか シャンプーとか 濡れたまま寝れないとか
そんなこんなを 考えると 切ってしまったほうが いいかぁ
ってことで 近所で 最も安い 美容院は~…と 
地域新聞のような ミニコミ紙を 古新聞入れからほじって 検索(笑)

ありましたよ ありました
なんと カットオンリー1800円 しかも!
この割引券を 持って行けばさらに 300円割り引くとな
へぇ いまどき と 思い よくよくお店内容を読めば
なにやら その店は ようやく 2号店を 出したばかりの
カットとカラーリング のみ の 店らしい

で まぁ さっそく れっつごーで 行ってみると
「いらっしゃいませ 本日の ご希望は?」
と スーツをきた おにいさん受付専用の 店員らしい 

「えっと カットだけって お願いしたいんですけど 
 えっと これ見て来たんですけど」
っと かなり 挙動不審な私(笑)

「かしこまりました 当店 お会計を 先にお願いしておりますが 
 よろしいでしょうか」

へぇ 先に支払いというのも めずらしくない?

そして 私の担当は そこの 店長さん らしき 白髪交じりの髭の男性
「本日は いかがいたしましょう?」

私は 結構 美容院については うろうろ型である
なぜって お気に入りの 美容院できても 
担当さん 変わってしまえば 
まったく 新しいところ行ったのとかわらないし
だったら 安いところ 安いところを その度 選んでも 変わらない

そして 2度 行くかどうかは 
まぁ もちろん 他で安い店が 無ければが 第一条件だが 
私の言葉を どう捉えるか で 決める

「ベリーショート で なければ良いですから 
 私に似合いそうな髪型に カットしてください」

この一言で ハサミ止まっちゃう 店員さんも いる
ところが ここの 白髪交じりの店長さん
レザーで どんどん 髪を透きながら

店長「お客様の 髪は 結構 くせ強いですねぇ」
へぇ 縮毛矯正を かけてて まだ まっすぐなのに わかるのねぇ

店長「薬事法ってやつですか あれが もうすこし 融通があれば 外国行って 宿毛矯正したほうが 安くて 完璧にのびるんですよ?」

店長「僕は くせ毛の方とか 好きに切ってくださいと おっしゃってくださる方のほうが 切りやすいんですよ」
もう どんどん 切ってくれました

店長「日ごろ 髪の手入れって 時間かけます?」
そんなのに かまってるタイプじゃ 無いので いいえ と 顔を 横に振ると
かしこまりました と また どんどこ 切る

切りながら カラーリングの 面白さとか 
美容師生命の 案外短いこと(デブと禿げは 勤まらないそうです(笑))
鏡に 囲まれての仕事の 辛さ とか
老いて出てくる 白髪の位置は 決まってること とか
髪で 其の人の 最近の状況が わかってしまう こと
などなど

面白い話を 伺ってるうちに はい 出来上がり
シャンプーも ブローも 無い
でも ブローは オプションで ご自分でどーぞが あるらしい
今回は サービスとかで かるーく ドライヤーを かけてくれた
手ぐしのみで ささっと かけおわると

店長「ざっと ドライヤーで 乾かして この形を 保てるはずです」
え? と 戸惑った顔の 私に

店長「いえいえ その場だけ 綺麗な髪型って カットとしては 失格です 後日 お客様が 乾かしても 同じ髪型に ならなければ 意味無いですら 意識して切ってあります」

ををを! こういうのを プロって いうんだなぁ と 思いつつ
お店を 出ました
1500円と消費税で 終えて帰ってきて 
値段と 髪の仕上がりも さることながら あの 話が 面白かったなぁと
満足な時間を 久々 過ごした私でした

『爪先で 立ちて背伸びを したとても 届かぬ世界 幾つも在りて』

『言葉など 見つからぬまま 髪に触れ 指の先より 感じたくなり』




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