うたよみひと

昔の私　2002/07/01～

今日　駐車場で　ふと　見上げた空一面に
トンボの群れで　覆われているのに　驚いた

季節が移り変わった　その知らせなのだろうが
あまりの数の多さに　圧倒された

子供のころは　どうしてあんなに　虫取りに熱中してしまうのだろう
私も　夏休みといえば　虫網　虫かご　ビーチサンダルで
藪から　藪へと　蚊に喰われまくりながら
トンボだ　カミキリだ　蝉だ　蝶だと　
走っていた

狩り　という　本能なのだろうか
「おおもの」を求め　コンクリートばかりの街の
僅かな緑のなか　飽きもせず　毎日のように　虫網を振っていた
（笑）随分と昔の出来事である

自然破壊が　騒がれている昨今
ふと見上げた空に　トンボの群れを見つけて
安心を覚えた

『オニヤンマ　捕らえることの　出来ぬ羽　手のとどかぬが　故に美し』

「労働者で」2002/07/02＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

お金を稼ぐ　これはもう　大変なことで
世の中の世帯主であられる　多くの労働に就いておられる方々を
本当に　ご苦労なことだと　思います

私も　一介の労働者であり
時給いくらで働いてる　身の上ゆえ
毎日必死に働いて
それでも　食べていくのがぎりぎりなので

家族を養い　家を建て　奮闘されてる方々の　大変さは
よく分かります
それでも　奥様なり　お母様なり　
留守の家庭を　守ってくれる方がいらっしゃるのなら　
どれほど楽かしれません

夜遅く　くたびれはて　ようやく帰宅して
洗濯　炊事　明日の支度　等々
やらなければならない　立場の方は　それ以上でしょう

どうしたら　今より明日が　まし　になるか　
ため息が　自然と増える　このごろです

『　独り呑む　ならばせめても　旨い酒　呑みたきものと　思ふ夜更けに　』

「わからない」2002/07/03＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

なんだか　よくわからないのは　女心だけじゃありません
時折　ものめずらしさからか　メールなどを　頂く
内容は　まぁ　お友達になりませんか？なのだが
こちらが　きちんと書けば書くほど
相手側は　なにをいいたいのか　分からない　
しりきれとんぼな　文章となり
一方的な質問の嵐だったり
そして　
「ごめいわくを　おかけしました　短い間でしたが　楽しかったです」
の文を最後に　ぷつりと　きれる
アドレスも　削除　というのが　多い
なんなんだろう？
分かり合う　１０００歩くらい手前で　
一体何を　求めているのだろう･･･

見知らぬ相手と　文のやり取りをするのは　
冒険であるし　楽しくもある
けれどもそれは　なんとなくの分量として
同じように　文を綴る　
まぁ　文字のラリーが　出来てこその面白さで
マナーあっての　ことだろう

一方的に届いて　一方的に削除というのは
どうでもいいけれども　あまりに　失礼だなぁと　思う
もちろん　話をしてみたら　合う合わないは　あるだろうから
さようなら　も　削除　も　自由であるが
それなりの　終わり方というものが　あるのではないかと思う

夢の中を漂っていて　現実逃避は　案外　男性のほうが多いのかもしれないなぁ
などと　（笑）　思ってしまうこのごろである

『　想いなど　形に出来る　はずもなく　ましてや君に　見せるも出来ず　』

「たまご」2002/07/04＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

数日前の話
猫の避妊手術に　行った
１０ｋｍも　離れたところにある　獣医さんまで

理由は　安いから　そして　親切

この獣医までの道は　農家やら　養鶏場やらを何件か通り抜ける
アニメーションのトトロに　出てきそうな風景である

縁あって　何匹もいる猫のため　この獣医さんにはかなり通っているが
その度に少しだけ　道を変えて通ってみている

今回は　ちょっと　しくじったかなぁ　と思うような
車一台　ようやく通れる農道だったのだが
そんな中　こんなところに開いても・・・と思うような場所に
無人のお店があった
近所の農家が　開いたものだろうが
幾つかの野菜　卵　生花　と　空き瓶（笑）お金を入れるためのものが
置いてあった

地卵が　あった　ピンポン球を　いくらか大きくしたくらいのものだが
今朝生まれました！という感じに　糞がついていて（笑）
赤い卵だったので　それと　ジャガイモと　ナスを買い
空き瓶の中に　小銭を投入
案外こういうところでは　持ち逃げって　ないのだろうなぁと
先客がいたらしく　すでに　投入された　小銭を見て思った

帰宅し　さっそく　目玉焼きにして　食べてみた

卵の大きさは　小さいが　黄身は　いっちょまえの　大きさで
一個づつ　黄色の濃さが　違った（笑）

半熟の目玉焼きは　旨かった
まぁ　気分的なものもあるだろうが
旨いと　思えた

子供のころ　まだ　商店街の中で　卵を一個売りしてる店があり
大きさ　色別に　値段がついていて
「これ１０個」と　頼むと　
おばちゃんが　新聞紙に　丁寧に包んで売ってくれた

賞味期限やら　アレルギーやらが　無かった時代
（笑）　そんな昔の話ではないが　ほんの２０年位前まで
そんな　卵屋さんが　あったなぁ　と　思い出した
あの店は　いまごろ　どうなっているのだろうなぁ
多分ビルになってしまっている　とは　思うが
作られた卵でなく　生まれた卵をたまには　食べたいと思った

『　なつかしく　思い尋ねる　街並みに　君と遊んだ　公園は無く　』

「たなばた」2002/07/08＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

はたと気づいた
「七夕だ・・・」
しかも　晴れ　かなりの風は　吹いていたが
夜空には　星が見えた

排気ガスいっぱいの空には　天の川は　見えなかったが
何処か　空気の綺麗な夜空で
織姫と彦星は　デートが　出来たのだろうか

一年に一度しか逢えない　しかも　雨だとキャンセル
かなりの長距離恋愛だ
３６４日間　想い　想い　想い　
そんなふうに　誰かを愛することなど　できるのだろうか

夢の無い連想を　繰り返しつつ
眠りについて　見る夢は　（笑）　仕事場だった
やれやれ・・・

『　夕立に　洗われすがし　夏の庭　紫陽花の色　溶けて変わりき　』

「換算すると」2002/07/09＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

体がだるい　
それでも　健康保険の　手続きに区役所へ
暑さも　プラスされ　最悪にだるい

なぜ女性にのみ　こうした体調の悪さを
月に一度　味合わなければ　ならないのだろう

一通りの手続きを　済ませ
食料品などの　買出しに　まわる
カートいっぱいに　買い物をしたら　８千円近くもかかった

私の時給は　９００円　つまり　１分あたり　１５円
１００円のパン　一つで　７分くらい　働かなければならない
パン一つで　おなかは　満たされない　
コーヒー　チーズ　生野菜・・・・
１食につき　３０分ぶん　くらい　かかる
３食とり　ビールをのみ　電気ガスを使い　家賃の一日分は・・・
などと考えていたら
余計に　だるくなった

帰宅して　洗濯物をとりこんだり　掃除をしたり
うたた寝をして　夕食をつくり
あ・・・　反省文を　書いてない

日曜日の　レジの差異が　多かった為
当日の　レジ担当者全員が　反省文の提出を　義務付けられている
やれやれ
仕事の中で　最も緊張するのは　レジだ
お金を　直に触るというのは　あまり好きではない

人間である以上　ミスは　犯す
それを　如何にして　避けるか
あれこれ　考えつつ　綴っていると
今のやり方では　ミスが　起きないほうが　不思議な状態であることに気づく
それでも　上の方々は　今のやり方の基本は変えられないと
おっしゃるので
改善方法は　かなり難しい

あーーーー　さらにだるくなる
だるさと　戦いつつ　なんとか　レポート３枚ほど書き上げ
ふと　時計を見ると　今日が終わる

『　吾生きて　何残すこと　出来ようか　己の小を　思い知らされ　』

「空想」2002/07/15＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

子供のころ　日々空想に耽っていた
頭の中では　どんな人にでも動物にでもなれたし
ストーリーは　思いのまま（笑）
悲劇のヒロインにも
かっこいい　スパイにも
かわいい猫にも
魔法使いにも
なににでもなれた

なかでも　旅人（笑）というのが　お気に入りで
独り　あちこちの　国を放浪（笑）というのがよかった
ちゃんと実在する国というより
空想の中で　作られた国で（笑）
冒険をしたり　沢山の人と出会ったり

最近、　空想してない・・・
空想する隙間があまりなくなってしまった

ちょっと　ぼんやり　空想してみる

『せつなさは　昨日の夢に　重なりし　君とひろげた　絵本のページ』

「逝く」2002/07/23＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

女優の　戸川京子さんが　亡くなった
特にファンだったわけでもないが
なにげなく　記事を読んでいて
あー　他人は　好き勝手に憶測を重ね
思う存分噂話を　咲かせたら
あとは　すっかり　忘れてしまうのだなぁ
と　おもった

人生の始まりは　決められないが
人生の終わりは　決められる

いつでも　その切り札をもっている

自分が　本当に　めんどうくさがり　だということを
実感するのは　生きることが　めんどうになるとき

なにをするのも　大儀なのだ

今日も　ビールを　呑んで寝る

「蚤」2002/07/28＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

今　家は　ノミノミパニックである
人数･･･　いや　匹数が増えたためか
最初の一匹を飼い　その子供までのころは
一度もこんなことに　なったことはないのだが
３代目が生まれて　初めての夏･･･

何度か　２匹が　脱走をし
普通であれば　即シャンプーなのだが
仕事の忙しさと　まさかこんなことになるとは　思ってなかったため
結構　２回に１回となり　やがて４回に１回となり
更には　汚れてきたらの　シャンプーだったのが　原因か
まだ　猫の体で　収まってはいるものの
やばい状況である

仕事の合間に　ＤＩＹ店に行って　蚤とりのグッズを　さがした
薬局にもいってみた
意外と少ない・・・
とにかく　シャンプーと　殺虫剤と　ノミトリホイホイなるものを　購入
６匹汗だくになって　シャンプーし
部屋中に殺虫剤を撒き　
ノミトリホイホイを　仕掛け
出来る限りの　時間を使い果たしている

が

今ひとつ　成果が上がらない

んで　ｐｃ検索

ところが　のみ退治について　それほど載っていない
んー　ポピュラーなわりに　何処にも詳しくのってはいない

ところが　ペットグッズのところで　面白いものを見つけた
名前は
「電気ノミトリ」（笑）
蚤とり櫛に　弱電流が　通っている代物で
それで　梳くと　蚤が落ちる
電気ショックで　（笑）

うわっ　これ　買わなくちゃ　という気分になったが
高い　そして　捜しに行く時間が無い
んー次の休日まで　シャンプー毎日して　がんばるしかない・・・
いつ休めるのかしら

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