思うこと20061026
そういえば、長く親しくしていた人が急に私との距離を置いた。理由は判らない、今の私には。多分ずっと判らないと思う。知りたくないというのもある。
不思議な事に置かれた距離について何も感じない。元々何も無かったのかもしれない。勝手に相手の存在を認知し、自分の存在を其処に並べる事で、居場所と名づけたかったのかもしれない。
子供のころの事。空き地に勝手に入り込んで、自分の秘密の場所として、遊んでいても、ある日突然、壁が出来て、中で工事がはじまり、知らないビルが建つ。少しづつ出来上がってゆくビルを毎日観察しつつ、学校へと通う。自分の場所では無かったことを認識させられ、あるべきビルが建ってゆくのを眺めていると、それまでのことが少しづつ消滅していくように思える。そうして其処に私は居ない・・・。
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