島根日記３

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お絵かきギャラリ

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2003年11月04日

そんなこんなで、ガキどもに

朝の７時にはりょうが起こしにきて、
アサイチのアバレンジャーごっこを展開し、
その騒ぎを聞きつけてやってきたはるなに、
背中からぴたりと張り付かれて、

「りょうとばっかりあそんだらずるいけん」

とだだをこねられ、そのカッコのまんま
もえかにあっち向いてホイを強要されるっつ

寝起きにはチョロリときついかなっつ状態で、
とりあえず体勢を立て直すためには、
出来ることを一つ一つ片付けていくのが賢明だと思いまして、
まずそのはるなが張り付いているのを完全に無視して
朝メシを食べることにいたしましたらば、
ヤツは背中に張り付いているので、イスに座ると
がつりとオレは半ケツになってしまい、
身もココロもとても辛かったんですが、
更にもえかがトーゼンのようにオレの左足の上にどかりと座り、
とどめにりょうが空いている右足の上によじ登ろうとしているのを見て、
両手で引っ張ってちゃんと座らせてあげたのは、

いうまでもなく誉めてしかるべきなんですが、
残念なことに、オレはキミタチがじゃまでとても食べにくかったです。

まったくもって、コイツら言うことを聞かない。

その後、学校に来いだの保育所に来いだのとギャーギャー言ってましたが、
「後で行くぞ」などとかるくウソをついて、

松江のおばちゃんっつのは、オカーンの妹でありまして、
木次のおばちゃんつのが長女であります。３姉妹。
松江のどう行列（鼓の下に冬と書いてどうと読む）に行くから、
ついでに新しいおうちも見ていってと誘われたので、
山陰道をぶっとばして行って来ました。

どう行列っつのは、どでかい太鼓（直径２ｍ）を積んだ山車を引きながら、
松江の街中をこれでもかこれでもかと鳴らし歩くっつ
とても正気の沙汰とは思えない、
ひたすらやかましいだけのお祭りなのですが、
松江中の人々が、全員集結したのではないのかと
疑ってしまうほどの人出でありまして、
まさに８時だようんぬんつか、
島根って、美人ががつりと多いんですね、
本気と書いてマジで。どっちを向いても星五ツがごろごろおる。
いや絶景かな。
つのはオハナシがそれましたが、
あっちでもこっちでも太鼓をどかんどかんと
思いのままに叩いていらっしゃるので
おのずと耳が遠くなります。
オレ的には、ヒットです。いや、太鼓がですよ。ホント。
これはオススメですね。
写真の載せ方がわからなくて申し訳ありませんね。

松江のおばちゃんのおうちにおじゃましたら、
いとこのゆかが帰ってきまして、
つかね、さっきから女の子ばっかりで、
どうなってんだコイツんちとか思っていらっしゃるでしょうから
チョロリと解説いたしますと、
ばあちゃんには３人の娘がいて、それがおばちゃんたちなのでありまして、
木次のおばちゃんには２人の娘がいて、
上の娘には２人の娘、下の娘には２人の娘と１人の息子（りょうだね）、
オカーンにはオレとイモート
松江のおばちゃんには２人の娘
更に、木次のおうちは３代続けて婿養子をとっているっつ
見事なまでの女系家族です。納得いただけました？

んで、ゆかを交えてみんなでオハナシをしていましたトコロ、
みんなオレよりもオレんちの事情にはるかに詳しく、
つか松江も木次も福井も筒抜けで、
なぜそれほどまでに情報が早いのかと問いただしてみましたら、
週に２回は電話でオハナシしているなんつ
オレなんぞからみれば、宇宙語的な返答を受けまして、
オンナ３姉妹とは、たとえ４８０キロ離れていても
一緒に住んでいるようなものなんだなとひたすら感心し、
オヤジには何があっても黙っていようと硬く決心し、
逆にオレんちのことをイロイロ聞いて、
オレんちの情報を収集してましたトコロ、
アンタだいじょうぶかと本気で心配されてしまいましたが、
うるせこんにゃろほっといてっつ心意気で。

そんなこんなで木次に帰って、
りょうにアバレンジャーの腕についている腕輪を作ってやって、
もえかの宿題を見てやって、
はるなのピアノを聞いてやって、
おじさんとギリの兄のお酒に付き合ってやって、
ホントはゆっくりと
自分の今後について考えたかったとかなんとか
思いながら床につきました。

今日のもえかの一言

「シュー君オトナなのに、なんで仕事してないん？」

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