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2008.10.13
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カテゴリ: 映画のこと
「おくりびと」をダンナと観にいきました。
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みなとみらい109シネマズには上映30分前に着いていましたが、ほとんどの映画が10時、10時5分にスタートなのでチケット売り場は長蛇の列です。
席に着いたのは3分前。なので予告編が始まってからも人がどやどやと入ってきて、本編が始まる頃にもまだ席を探している人がいたほどです。
109シネマズさん、チケットの販売方法、ちょっと考えてほしいな。

「おくりびと」、映画館もシニア世代が目立ちました。若い人はあまり興味がわかないテーマでしょうか。
身近な人が亡くなった経験があれば、この映画を見るといろんなことを考えさせられるのではないかと思います。

私も母のことを考えていました。
母は生前、「私が死んだらこの着物で送ってちょうだい」と言っていた着物がありました。
納棺の際、その着物を出してきましたが、ただ体の上に掛けられただけでした。


死はその人の生きてきた道筋を表す一面があると思います。
今日の映画の中で、娘や孫が口紅がつくほどのキスマークを付けてお爺ちゃんを納棺するシーンがありました。
あんな送り方、いいなぁ。
私もダンナにはそうしたいし、私もそうされたいと思う。
好きなものをいっぱい抱えさせて、あの世でも退屈しないようにしてあげたいし、私もそうされたいな。


食事のシーンがたくさん出てくる映画です。
死の反対にある「生きる」を表す行為が「食べる」ということなんでしょうね。
「美味しい」と食べる事は生きる喜びでもあります。
山崎努と本木雅弘が白子を手でむしゃぶりつくシーンはとても印象的です。
食にこだわるのは、脚本家が小山薫堂さんだからでしょうか。
(小山さんは「danchu」にも連載を持つ食通で有名な放送作家さん)



私は死を「汚れ」とは考えたくなくて、ここ数年、葬儀から帰ってきても塩で清めるということはしていません。
母が死んだ時も、母を納棺するまで寝かせていた布団などは処分すると教わりましたが、そのまま使っています。
何故、人が死ぬと汚れとなるのか。
何かの話で聞かされたことはありますが、私にとって大事な人が、この世からいなくなっただけで汚れとされるのは耐えられないのです。

本木雅弘さんは姿が絵になるし、広末涼子は笑顔がかわいい奥さんがぴったり。


峰岸徹さんが亡くなられた翌日にこの映画を観にいったという事も、なんだかこの映画にいろんな思いを抱かせた一因かもしれません。
また名優さんが一人いなくなられましたね。
遺作となった「その日の前に」も近々観にいきたいと思います。





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Last updated  2008.10.13 22:24:43
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