GOlaW(裏口)

2005/05/02
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 親は選べない。だから覚悟を決めろ。

 主人公は少年の痛みを心に刻みながら、言葉を叩きつける。


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 カウンセリングとは、人の心に耳を傾けること。
 だから人は皆、隣人のカウンセラーになることができます。

 ですが、カウンセリングは他人の心を覗くと同時に、その痛みを曝け出し、共有し、本人に向き合わせる作業でもあります。
 故にカウンセリングは危険を伴います。深く潜りすぎることで本人を追い詰め、カウンセリングを行った人間にも深い傷を負わせることもあるのです。

 次郎が第二回、第三回で少年少女と話し合ったのは、まさにカウンセリングと言えます。
 前回は彼自身が昔乗り越えた出来事であり、彼自身は傷つくことは全くありませんでした。しかし、今回は彼にも未知の出来事です。
 彼と朋美はそれでも少年の言葉に向き合いました。
 朋美は”逃げること”を許容し、次郎は”逃げること”に向き合わせました。
 …どちらが正解だったのか、私には分かりません。ドラマの展開はあくまで結果オーライにしか過ぎないのですから。


 次郎は、少年の心の痛みから目を逸らしませんでした。動機はさて置き、彼は自分の死生観を持って、その痛みを乗り越えたのです。

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 第三回になり、次郎の『レース』という価値観が彼の”死生観”にまで昇華されているのがはっきりしてきました。
 確固たる”死生観”を持つ人間は、ある意味では強いです。そこに子供と同じ感性を併せ持てば、子供に対するカウンセラーとしても優秀かもしれません。

 ですが普段の次郎は、子供に対して無神経を貫き通しますからね(苦笑)。確かに元一郎の忠告も分からないでもない。
 それに、彼がこれまで子供の言葉に耳を傾けたのは二度だけです。それも、次郎本人の心と向き合うためでした。

 これがどう変化していく―大人になる―のか、それがこれからの楽しみです。

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 レース場でのライバルとのやり取りは…まあ、どっちもどっちです。
 『解雇された理由』が理由であり、次郎に反省の色が無いですしね。挑発されても言い返す権利は無いぞ、次郎。
 これから社会人としてどう大人になるんだろう…。

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 レース場では、次郎のレーサー姿や『命を掛ける』という言葉にピンと来ていなかった朋美。
 彼女はまだ、自分の中の倫理観で凝り固まり、他人の考えを受け入れる余地がありません。


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 己の”死生観”に支えられ、他人の痛みをも背負う主人公。





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Last updated  2005/05/03 06:13:14 PM
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