GOlaW(裏口)

2005/05/23
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「正しいことだけが、子供達に通じるわけじゃない」
 朋美は己の殻を壊して、袋小路を飛び出していく。


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 恋は盲目。あの年頃では周りが見えなくなっちゃう時があるんですよね。
 でもあの年頃で軽々しく『結婚する』と言われると、「世間と経済社会を舐めるな、おい(中指おっ立てモード)」と突っ込みたくなります(苦笑)。

 とは言っても、自分しか見えなくなっちゃう(恋する自分に酔っちゃう)状態では、他人の価値観・倫理観から自分を見つめなおすことができません。
 そのかわり、一度その考えが綻べば、すぐにその視界を広げることができたんですね。

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 相手の男性が悪い、とはあまり思えません。…ああいう男性って、絶対多いですしね(頭痛)。

 でも「将来がある身なので」という言葉には、はっとしました。
 差別って、言葉じゃないんですよ。むしろ言葉狩りに躍起になる人ほど、気づくことができないところに原因があるんです。
 次郎は一瞬でその『原因』であり『問題』を見抜きます。そして走り出すのです。

 このシーンで「行けーーーっ!!」と叫んだのは私だけでしょうか(←叫ぶな、猪)。


”自分は恵まれていて、相手は違う。だから、相手の人生踏みにじって遊んでもいい”
 そんな差別(あるいは倫理観の欠落)を、男から感じ取りました。
 相手に対する害意、それが最大の問題なんですよね。

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>「トラくんを好きになれただけでも、良かったっつてんの」
 誰も、自分の経験を含めて自分を否定することは望みません。
 しかし恋愛の失敗によって、少女は自分の経験を自分で責める気持ちも生まれていたのでしょう。
 だから、自分自身を守るように、好きだったという事を言い続けるのです。

 そんなとき、次郎からそんな言葉が掛けられます。
 人を癒すのは、その人を認める言葉だと、私は思います。
 次郎の言葉は、彼女の”幸せだった気持ち”を認め、彼女を癒したんですね。 

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 少女と母親の会話。

 それだけで、二人は互いの価値観を覗き合い、認識するのです。
 決してそれだけでは二人の価値観は変わりません。ですが、それを試金石にして、自分の価値観を更に磨き上げることはできるのです。

 そして母親は、娘の価値観も認め、少女により近い価値観を持つ朋美に託すのです。

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>「正しいと思うことだけが、子供達に通じるわけじゃないとちょっとだけ思ってます」
 朋美は本当に先生らしくなったなぁ、と思います。


 そして誰の受け売りでもない、彼女自身が学び取った考えは、元一郎の心にも風穴を開ける力があると感じました。

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「私は、常識的で、平凡で、羽目を外すことができないので」
 互いに互いの価値観を借りて、自分自身を見つめなおす。
 そして互いに自分と相手を理解していく――――。





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Last updated  2005/05/26 04:36:13 PM
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