My Friends Forever!- あっ!トロント → LIFE

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05.04/20次へ進むために


いまの苦しみを、別のものに置き換えないでほしいの。

あなたの人生の質をきめるのは、苦しみそのものではなく、苦しみにどう対処したかよ。

苦しみをどう保ったか、どう抱えたか、逃げずに何かを得たか…。』
(「満月の夜、モビイ・ディックが」片山恭一)


だいぶ落ち着きました。色々なことを考えた今日までの日々でした。
まさかの実習の結果「FAIL」。落ちるなどとは思ってもいませんでした。
孤独との葛藤の学校の日々の中で、毎週木曜日と金曜日の実習の日々は(たいへんなりに)楽しみの時でした。実習先で子供達の笑顔をみれるのが嬉しくて毎回張り切って行ってました。もちろん毎回自分なりに全力で取り組んでいました。
確かに担当の先生とはうまくいってはいませんでした。コミュニケーションを取ろうと思って投げかけても、その人は返してくれませんでした。そして僕がミスをしたといだけ非常に厳しい言葉を投げかけられました。僕が注意を受けている時はまわりの時間が止まったように他の先生達も見つめざる終えない状況でした(後から「気にするなよ!」とよく声をかけてくれました)その先生はその場その場で修正を求めるのではなく、今回のように学期の終わりなどに一気に修正点を求めたり、指摘したりするので非常に困りました。先生は幼児教育者としては立派なのでしょう。でも一教育者としては失格のような気がします。それは周りの生徒や先生達が噂話しをしていることで証明出来ると思います。

でも今回落ちたのはもちろん僕にも多いに問題点があるのは否定できません。まだまだ力不足だったのは確かです。それは自分でもわかっていました。それでも「落ちたくない。点数は悪くともPASSしたい。」という気持ちの自分がいました。

本当に結果を聞いたときは「悔しくて」「情けなくて」「もうどうでもいい」状態になっていました。
「もし証明書が欲しいなら(卒業したいなら)もう一度実習を取りなさい」と言われた時も、黙りこくって「もういいです。日本に帰ります。」と返事をしました。自暴自棄とはこのことです。
落ちるとは夢にも思っていなかったのに「FAIL」を言い渡されたのですから。その日は高い熱があったので成績を聞いた後に帰ることになっていました。恥ずかしい結果に他の先生と会わす顔もなくて荷物をまとめて早々に帰り支度を整えデイケアの門を後にしました。

でも自分の中で「何かがオカシイ」と気づきました。気づいたというよりも、何かすごく後味が悪いのです。そうです何度も励まして支えてくれた他の先生方(ベッシーとサンドラ)に挨拶をしてないということです。ただ一言「Thank you very much.」と挨拶するのが最低限の礼儀でしょう。正直に二人に報告しました。先生も思ってもいない結果に驚き、慰めてくれました。実習中だったので報告だけして去ろうとしました。するとベッシーが僕を抱きしめて、
"Good Basis! Don`t give up! Never give up!" と言いました、何度も言ってくれました。
その瞬間僕がずっと我慢していた涙が溢れ出てしまいました。
「絶対諦めるな!」その言葉を胸に頭に叩き込みました。

ホームページで書き込んでくれた人が言ってくれたように、「次へ進むため今見つめなおさなければいけない」と思います。僕は落ちることで非常に自分が惨めに思っていました。
親のことも考えたし、受かったみんなと比べて肩身の狭さも感じていました。(PASSした人には落ちた人が理解出来ないでしょう。「受かって当たり前なのになぜ彼は落ちたの?」と思っているかもしれません。)
とにかく人の目を気にしている自分がいました。いつになったら人の目をキニシナイで生活できるものでしょう。
「自分は自分」です。自分を見つめなおすことが出来るといいなと思ってます。

学校での授業は本当に辛かった。それに耐えたのだからこんなとこで諦めたくないのです。ここで諦めたら「あのツライ思いを絶えてきたのは何だったのか?」となります
「最後まで頑張る」と言うよりは正直「やらざる負えない」ような気持ちです。
来週の月曜日から金曜日まで週5日、それを6週間続けてやります。
今回の自分の足りなかった点を修正して、必ずやり通して「PASS」したいと思います。

*僕のホームページの日記はたまにかなりまじめなことを書いています。
そして体験したこと思ったことを大体正直に書いています。
「落ちたこと」を告白するのは非常に恥ずかしいことです。でもこれがこのホームページのポリシーなのです。いつかこのような日記でさえも(落ちたことでさえも)笑って読める日が来ると信じて書いてます。

『失敗は終わりではない。
その失敗を反省し、成功に結びつければよい。』(土光敏夫)

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