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05.12/15志半ばで


まずはここまでの反省点と、これからの仕事内容と役割分担の話し合いをしました。
思っていることをすべてぶつけてみました。

*労働時間8時間→毎回10時間以上働いている。でも残業手当は一切考慮されない。
*毎週土曜日、日曜日、祝日は休日→はかどっていないから休みはなし。今月に限っては18日以外はすべてこいとのこと。
*昼休み1時間→子供を見ている間に暇な時間もあるだろう?その時間を積み重ねたら合計で1時間はいくから昼休みはなし。
*幼児教育からみた視点の意見を聞いてくれない(ご両親に指摘されるまで動かない)
*ビジネスの観点で幼児教育をしようとしている。
*講座に振り込むといっていたお金もいまだに入れてくれてない。
*当分先生は僕一人と外人の先生でする。人数が足りない時は上の人がヘルプで入るとのこと→教育のことを何にもわかっていないのに人経費を削るために自分が入ると言っている。「あなたはただのビジネスマンですよね?」とお母様に指摘されたのに方針を変えようとしない。

この仕事をしてきて強く思ったことは「悪いことをしていたら必ずバレる」ということです。その場その場では言い訳でしのぐことが出来ていても結局最後はボロが出て大惨事になるということです。ましてやご両親の大切なお子様を預かるとなると命に関わる問題です。
僕自身が幼児教育者としての意見を持って行動をしていても、結局上がそのようなやり方になってくれないといけないと強く思いました。
お子様を預かる中で英語を主体に、さらに教育するというのは、僕がカナダで学んだことを生かせる職業なので僕も意気込んでここまで来ました。時間外の仕事や休日返上をしたこともあります。
でも母体となる会社の考え方やボスの人柄からみて、「教育を与えれる場ではない」と思いました。
この気持ちは何度もなく持ちながらここまできていました。でもやめないでいたのは、英語を使いながら子供と接することが出来る、子供達がすでに懐いてくれている、僕の幼児教育を見てお子様を預けてくれたご両親もいる、社会人としてここで成長したかった...ETC 
でもここまで不満が溜まるとおしまいです。社会人としての葛藤と成功を書きたかった日記なのに、いつの間にか会社や上の人に対する不満や文句ばかり書いている状態になってきていました。
いつの間にか人間としても小さくなってきていました。

話し合った末、向こうはこれからもこのやり方でやるというので、志半ばで仕事をやめることにしました。とても悔しい辞め方でした。


最後に言われたこと「俺の時間を返してくれ」→僕もその意見をそのまま返したいと思いました。実際約束どおりのお金もくれないし、時間外以上の限度を超えた仕事を与える。未来の良いことばかり話し、現在をちゃんとしようとしない。

「お金もないだろうし、来週からバイトでこないか?子供もなついているみたいだし。」→人数が足りないから今だけ(新しい人が見つかるまで)ひきとめようとする(外人の先生との契約もそのやり方でしています)それに「子供がなついているから」と言う考えもどうかと思いました。


2005/12/16「まだまだ甘い自分」

ここ最近建築業界の失態が世間を騒がしていますが、悪いことをしたら何年、何十年後になるかはわかりませんが、いずれバレることでしょう。その間にもしも命に関わる事件が起こるともちろん僕も責任をとらなければなりません。「あの時ああしてと言ったじゃないですか?」と言っても後の祭りです。

子供を預かるってとても重大なことだと思います。
僕がこの会社に入ってまず思ったことは「なぜ環境=部屋も整ってなく、先生も決まりきっていないのにOPENするんだろう?」でした。
どんなに最高の環境(安全面やオモチャなども)を整えても子供の怪我は起きるものです。最小限のリスクに抑えるためにも最善の環境を整えるのは最低限のことだと思います。

「まだまだねぇ。自分の甘さがわかったでしょ?」と母に言われました。雇うのは会社側ですが、僕たちは会社側を選ぶ権利があります。その時に、金銭面、休日、労働時間、保険などの契約をちゃんとしないと今回のようないざこざになるのだと思います。言葉だけではなくちゃんと証拠として紙に書いてもらうのも手だと思いました。

もらうはずのお金がいまだ振り込まれていません。きっと振り込んでくれないでしょう。いつも相談にのってもらっているやっさんが言ってくれました。
「今回働いてみて、良いことも悪いこともあっただろう?色々学んだわけだからその授業料としてお金は(最悪の場合)諦めたほうがいいのかもね。」と。


『失敗は、むしろ自分を知るために必要な材料である。』 (法語)

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