My Friends Forever!- あっ!トロント → LIFE

My Friends Forever!- あっ!トロント → LIFE

2004 7/20-8/9Trip with FAMILY


明日からバンクーバーに飛び立ちます。
母と姉が7月24日に来るのです。
一度行ったことのあるカナダの西海岸を案内したいと思ってます。
ビクトリア、バンクーバー、バンフと行く予定です。

24日より前に行くのは昔バンクーバーで会った友達に再会するためです。
パソコンが自由に使えなくなるのでまた日本語だけで書こうと思います。


7/21[バンクーバー到着]
去年の11月ぶりのバンクーバー訪問です。
1時間遅れの飛行機出発となりどうなることやらと思いましたが、無事に到着する事ができました。
相席したイタリア系カナディアンの夫妻と仲良くなる事が出来ました。彼らはトロントの近くのウィンザーに住んでいて、「いつでも訪問してきてね」と言ってくれました。
日本のことを話したり折り紙を折ってプレゼントしたりしました。
千代紙の美しさと、折り紙の精巧さに非常に感心していました。

バンクーバーの日差しはとても強く感じられました。
一度来た事のある街なのでなんとかユースホステルにも行く事が出来ました。夏場という事もあり部屋は満席でした。

一休みしてからダウンタウンに行きました(ロブソン通り)
10秒ごとには日本人にすれ違う(日本語を聞く)始末。
しかもすれ違う日本人が「いかにもっ」って感じの人ばかりでした。
去年岡山県人会で出会った絵美さんが働いている留学センターに行ったら、偶然にも残業が終わったばかりの彼女に再開する事が出来ました。久しぶりに会ったのにも関わらずあまり驚いた様子もありませんでした。笑
立ち話もなんなので二人でラーメン屋(金太郎ラーメン)に夕食を食べに行きました。もちろんトロントにはラーメン屋などないので「感動」でした。

今回のユースのシェアメートはケベック出身の2人組みと、たまたまトロントから来ていた韓国人でした。
今日は疲れていたので12時には就寝しました・・・っていってもトロントは夜中の2時なのですが。


7/22[バンクーバーのんびり観光]
今日は昨日知り合った韓国人といっしょにダウンタウン内をまわりました。彼は写真をとることが趣味らしく、オリンパスのカメラを3つももちあるいていました。
僕も僕で相変わらずデジカメで写真をパシャパシャ撮りました。
いっしょにSAMURAIと言う安くてボリュームがあるので有名な日本料理屋でいっしょに昼食を摂りました。
確かに寿司のネタの大きさは半端じゃあありませんでした。ネタが大きすぎてシャリが見えないほどです。
でもやはり中国人が作っていることは隠しきれないようでした。シャリの米の歯ごたえ、酢の分料がともに駄目でした。

ちゅうしょくごは別行動をしました。彼は写真を撮るために海野の方へ、僕は買い物をしにロブソンストリートへ行きました。
大好きなアクセサリーをじっくり見ることが出来ました。

夕食は前シアトルへいっしょに行った有美ちゃんと居酒屋に行きました。酢の物、コロッケ、ゲソ焼、サケの皮焼、寿司を食べることが出来ました。
やはり日本人が作っている寿司は美味しいです。

シェアメートのモントリオール出身のおじさんと仲良くなりました。とても気さくな人でビールでいっしょに乾杯しました。
モントリオールに行った時にはぜひ再会したいと思います。


7/23[バンクーバーをぶらぶら]
今日もダウンタウンをブラブラしました。明日は親が来るということもあり、自由時間は今日が最後。
イエールタウン、ガスタウンなどを散歩して、自然が綺麗な公園で空を見上げながらボォーとしました。
夜19時半に岡山出身の絵美さんと居酒屋に飲みに行きました。僕は岡山市出身、絵美さんは倉敷市出身ということもあり色々な話しに花を咲かせました。
いつか岡山で再会できたらいいなぁーと思います。


7/24[母、姉到着]
今日は朝からイングリッシュ・ベイに行きました。ここは夕日が綺麗に見えるポイントとして有名だそうです。
朝だというのにそこには沢山の人たちが日光浴を楽しんでいました。死んだように寝ている人が多く見受けられました。笑

13時15分には母と姉が空港に到着するので30分前に向かいました。
掲示板にはすでに到着マークが出ているのになかなか到着ロビーに顔を出せないので不安になっていると、1時間半遅れで元気そうに出てきました。
バンクーバーは観光シーズンのピークらしくなかなか出ることが出来なかったそうです。
疲れもあることと思いましたが、天気も良かったのでフェリーに乗ってノース・バンクーバーに行きました。
キャピラノ・サスペッション・ブリッジに連れて行ってあげました。自然と綺麗な空気を目の当たりにしてとても喜んでいました。
夕食はホテル横にある中華料理屋で食べました。これまたボリュームに比例しない安さに驚いて満足げでした。


7/25[バンクーバ→ビクトリア]
今日は花の都ビクトリアに行く日です。
当初の予定ではフェリーを使っていく予定でしたが、地元の人の薦めもあり水上飛行機を使っていくことにしました。
値段は格段にあがりましたが、3時間半かかるとこが、35分でいけることと、バンクーバーとビクトリアの街並みを空から見えると言う利点を考えてこの手段を考えました。
はじめてということもありドキドキでしたが、終わってみれば「水上飛行機で行って良かった」ということになりました。
昼食は有名なエンプレッソホテルでバイキングをしました。一人$32と値はかかりましたが味もボリュームもそれに値するだけの価値がありました。
さていよいよ今回の旅行のメインでもあるブッチャートガーデンに出発です。
「綺麗!」の連発でした。20ヘクタールの広大な園庭に四季折々の花が咲き乱れていました。これは言葉では言い表せないほどの美しさでした。ぜひみなさんもカナダに来る機会があったら足を運んでください。
帰りはフェリーでバンクーバーまで帰ったので到着したのは11時を過ぎていました。
それにしても自然を大いにみた一日でした。


7/26[イエールタウン、グランビル・アイランド]
今日も朝遅く起床。朝と昼食を兼ねてバンクーバーで有名なオムレツの店に行きました。芸能人も御忍びでくるだけあって、なかなかの味でした。
その後、イエールタウン、ニミフェリーに乗ってグランビル・アイランドに行きました。グランビル・アイランドには新鮮なフルーツや海鮮物などを扱っているマーケットがあり、そこで気に入った物を購入して歩きながら食べました。
夕食は寿司屋に行きました。日本人が作っているということもありとても美味しかったです。特に鮭の皮を使ったBCロールという巻きは母も気に入っていました。
酒屋でビールを購入してホテルで今日も飲みました。
母は疲れていたようですぐに酔っ払って寝てしまいました。


7/27[バンフ到着]
今日はバンクーバーからバンフに移動です。早めに空港に行き、Tim Hortonで朝食をとりました。安くて美味しい食事に母は大いに大喜びでした。
飛行機でバンクーバーからカルガリーに到着しました。
バスだったら15時間ほどかかるのに、飛行機ではたった1時間半です。改めて文明の力に驚ろかされてます。
カルガリーからバンフまで小型のバスで移動しました。
ホテルはダウンタウンの近くだったので、疲れているようでしたが町の散策にでかけました。
カスケード公園、バンフスプリングホテル、ボー滝を見てまわりました。
ボー滝からダウンタウンへはボー川に剃って歩いて帰りました。空気が澄んでいてとても気持ちよかったです。
夕食は去年の11月に出会った鶴田さんと食事した場所に母と姉を連れて行きました。
なんと案内された席もまったく同じで驚きました。
母は初めてのTボーンステーキを美味しそうに食べていました。


7/28[バンフツアー]
今日は朝7時半からBTSのバンフツアーに参加しました。
担当は高畑さんと今日が初めての新人加藤さん。
初めて見た感じから好印象の二人でした。幸運にも今回のツアーは僕ら3人だけでした。
まず始めにレイク・ルイーズに行きました。ルイーズにロッキーの山がまるで鏡のように映されているその姿に感動せずにはいられませんでした。
「美しい!」の一言でした。
そのほかに、キャッスル山、クローフット氷河、ボー湖、ペイト湖、水鳥湖、すすり泣きの壁、ビックヒル展望台、コロンビア大氷原アサカバ氷河を見ました。
ボー湖までは去年行ったコースとまったく同じでしたが、夏の良さを十分に感じることが出来ました。すべてが新鮮でした。
コロンビア大氷原では思い切って雪上車に乗りました。目の前に氷河の山を、そして実際に氷河に降り立ちこれまた感動でした。氷河の溶け水はとても冷たく美味しかったです。
今回のツアーも本当に良かったです。


7/29[トロント到着]
今日は朝7時半発のバスに乗りバンフからカルガリーに戻った。トロント行きの飛行機は四時半にしていたのでそれまでの間カルガリーの街を歩いてまわった。
金融街というだけあって街にはスーツ姿の人々が目に付いた。
これといって見所がないのはこの前訪れた時にしっていたことだが、母曰く「違う街の空気を吸うことに意味がある」だそうです。
トロントには予定通り22時15分に到着した。バスや地下鉄の待ち時間などを入れると、家に着いたのは23時をまわっていた。
僕の部屋の大きさに驚くと同時に、部屋の暑さににも驚いていた。
明日は大学のPlacement Testがあるので少しナーバスだ。


7/30[父到着]
朝10時からPlacement Testを受けにGeorge Brownに行った。8時ごろから文法の復習をカフェテリアでした。
このカフェテリアでESL時代に何度となく昼食を食べたことを思いだした。
途中睡魔に負けそうになりつつもなんとか持ちこたえて、復習を終えた・・・が、試験には文法などなかった。
やったのはエッセイ(about supporting child care)とPCを使っての長文Writingだった。終えてみるとヘトヘトだった。
でも結果はなかなかのもので、授業で取る補修も一つだけといわれた。
試験後はすぐに韓国街に行って母と姉のための昼食を購入した。ちなみに母と姉は今までの疲れもたまっていることと、ちょうど僕の試験がったので午前中は家に留まってもらっていたのです。
カムジャタンとキンパオを美味しそうに食べていた。
父が16時45分にとうちゃくするのでみんなで空港に迎えに行った。しかしトロントの空港はターミナルが3つもあり大きい(つまり迷って父を1時間近くも待たせてしまったのです)
父の怒りを静めるべく、その日はビールを大量に買ってつぎまくりました。父は公演と旅の疲れもあってかすぐに寝付きました。


7/31[ナイアガラへ]
今日は予定通りナイアガラへ行く日である。予定していたバスが定員オーバーのため30分おくれの臨時バスに乗った。
(夏休みで観光シーズンだったのをつい忘れていたのです)
トロントは少し雨降りでしたが、ナイアガラは快晴でした。
滝の余りの迫力にみんな驚いていました。
夏限定の「霧の乙女号=Maid of the Mist」に乗って滝の近くまで接近しました。乗組員全員ビショ濡れになっていましたが、自然の偉大さによる出来事に心地よい笑顔が沢山溢れていました。
今回は始めてアメリカ滝の方へ渡ってみました。カナダからアメリカに入るということでもちろん入り口で審査を受けて行きました。
やはり見る角度によって滝は違う感動を与えてくれました。
カジノバスでもらった$10のチケットでカジノで遊びました。父も母もカジノなど行ったことはなく、ましてはスロットマシーンの仕方も知らないので、それなりに楽しんでいました。結果は$10で当たりなど出るわけもなく10分で終わりました。笑
21時半のバスに乗り23時頃にトロントに到着しました。
遅い夕食はチャイナタウンの僕の行きつけの店に行きました。安さと美味しさに母もうなっていました。


8/1[トロント→オタワ]
今日はVIA鉄道に乗ってオタワに行く日です。僕も始めてVIAに乗ることもあり少々興奮してました。もちろんトロントから東の方へ行くのもはじめてです。
トロント発、オタワ行きの列車には沢山の人が列をなしてならんでいました。母と姉と僕は軽い食べ物を購入するためにUnion駅を20分ほどブラブラした。
行き先も言わないで20分も待たされた父はものすごく怒り、列車の中でもオタワについてからもみんなと口をきいてくれなかった。夕食は何も話しがないまま終わった。
怒りと、疲れと虫歯の痛みが同時にきたようだった。
今回の旅は始まって以来の大ピンチだった。


8/2[オタワ→モントリオール]
今日は朝から議事堂に行き兵隊の交代式を見た。昔ながらの服装や音楽、行進を見ながら改めてカナダの良さを感じた。
(ちなみにオモチャの兵隊と同じ服装だった)
カナダ国歌のオーカナダが流れた時は鳥肌がたった。
その後は議事堂内を見学するツアーに参加した。厳重な荷物チャックの後ようやく見ることが出来た。昔の歴史を知ること見ることはとても大切なことだと思う。
後は街中を軽くブラブラしてから早めにVIA鉄道乗り場に向かった。今回は予約ありの席だったので焦らずに乗ることが出来た。父の機嫌もだいぶなおってきてるみたいだ。
モントリオールには17時に到着した。買い物した後に庶民的なレストランで食事した。ピッチャーを2杯飲んでステーキやハンバーガーをお腹いっぱい食べたのにかかわらず安くてみんな大満足してホテルに帰った。


8/3[モントリオールツアー]
今日は朝からモントリオールの市内観光ツアーに参加した。日本人のガイドがつくツアーもあったが、せっかく外国に来ているのだからということもあり外人のツアーに参加した。
午前中は旧市街を、午後は郊外をみてまわった。
午前中は雨だったがガイドさんも非常にわかりやすく説明してくれてまわった所も良く非常に満足した。
午後のツアーはガイドダメ+雨でまったくの期待はずれだった。
17時にすべてのツアーが終了したのでダウンタウン周辺で買い物をした。今日の夕食も昨日と同じ庶民のレストランにいった。母新しいとこにチャレンジするのが好きな人なので最後まで反対していたが、父と僕が説得した。
(僕はピッチャーとステーキが食べたかったから!)
母はなんだかんだいってTボーンステーキを食べていた。笑
今日もピッチャーを2杯飲んでほろ酔いでみんなホテルに向かった。途中野外ライブをしていたのでのぞきながら行った。(ちなみに全部フランス語!驚)


8/4[モントリオール→トロント]
今日も早起きです。父がいると早起きにならざるおえない。
まずタクシーでVIA鉄道乗り場まで行き荷物を預けて市内観光をした。(ちなみに日本のように便利なコインロッカーなるものは見当たりませんでした)
17時までとても時間をつぶせないと思いきや、買い物やまだ行ってなかった所などの観光をしていたら時間はあっというまに経ち、駅に到着したのは30分前だった。
モントリオール、噂に聞いたとおり美しくて大きな街だった。また今度行きたいと思う。
トロントへは21時半に到着した。一先ず家に荷物を置いて行きつけの韓国料理店へ連れて行った。
カムジャタン、スンドゥブ、キンパウ、冷麺をみんで食べた。本場の韓国の味にみんな大喜びだった。
明日はトロントからアメリカに行く。


8/5[コロンバス到着]
今日は疲れがあるにも関わらず朝7時起床。軽く朝食をとりダウンタウン周辺を散歩した。
と言ってもCNタワー、スカイドーム、ハーバーフロントそしてカサ・ロマ、George Brownの見学だった。
結局時間の関係もありトロントはあまり観光してあげることが出来なかったが、僕は後2年はいる予定なのでまた招待したいと思う。
14時トロント発のコロンバス(オハイオ州)に行くので10時半に家から空港まで向かった($47)
運転手はとてもノリの良い人で、僕が冗談で「トロントの街を説明しながら空港まで行って!」と言ったら本当にそのとりにしてくれた。笑
空港についてから買い物をしようと思っていたがそんな暇は少しもなかった。アメリカに行く人たちの長蛇の列でアナウスで名前を呼ばれるほどギリギリで飛行機に乗り込んだ。
父も焦りいつもの冷静さがなかった。笑
14時45分に無事コロンバスに到着。(20人乗りの小型飛行機でゆれて怖かった)
コロンバスではお父さんの大学の友達オリイさんとマネルさんが迎えに来てくれていた。(コロンバスにはちょうどブッシュ大統領が演説に来ていたらしくゲートが変わったりしていてなかなか会えなかった)
コロンバスは自然がとても沢山あって空気も乾燥してて気持ちいいとこだ。オリイさんの家はまさに豪邸、デカイ、綺麗、お洒落だった。
今日は疲れていたのでオリイさん+マネルさんの美味しい手料理を食べた後すぐに寝ました。


8/6[OLD MAN`S CAVEへ]
朝寝坊してしまった。
僕が起きた頃にはみんな朝食をすませていた。
11時頃に家を出て2時間ほどかけてOLD MAN`S CAVEに行った。そこに行く前に鉄酸化細菌が多く含まれている山中へ連れて行ってもらった。父とマネルさんの顔を学者そのものだった。
OLD MAN`S CAVEはまさに自然の洞窟といった感じだった。空気も澄んでいて気持ちがいい。
ちなみにマネルさんは終始100マイル、つまり160Km/Hのスピードを出していた。つまりものすごい遠くまで連れて行ってくれたわけです。
今夜の夕食は僕らが日本食を作ることにした。近くに日本食店があるということで行ってみるとその品そろえの多さに驚いた。なぜかシャンプーや薬、お菓子などをドサクサにまぎれて購入している僕がいました。笑
夕食のメニューは貝の味噌汁、チラシ寿司、キンピラゴボウ、アボガドの刺身でした。両夫妻はとても喜んで食べてくれた。
食事準備中に母が言った「4人で作ると4倍早い」と言った何気ない言葉が妙に頭に残った。


8/7[アーミッシュとメノナイトの村へ]
今日はみんなゆっくりと目覚めた。朝食は父と母がみんなのために野菜天ぷらと味噌汁を作ってくれた。
今日の行き先はアーミッシュ(*1)とメノナイト(*2)という民族が住んでいる奥地だ。
車がとおる道路に普通に馬車で移動している姿をみたら誰でも少々混乱するに違いありません。なんとも表現できない村に来た感じでした。
夕食はマネルさんが母国のスリランカ料理を披露してくれた。あまりに美味しかったので5杯もおかわりした。

(*1)聖書の教えに忠実にしたがって生きるアーミッシュの人々。彼らはまるで、時代が変化したことに気付かないかのように、いまも入植当時と変わらぬ暮らしを続けています。テレビも電話も自動車ない時代。畑は馬に引かせる耕作機で耕し、町へは馬車で出かけ、井戸から水を汲み、ランプやロウソクの下で夕食をとり、冬はストーブで薪をたきました。アーミッシュの人々は、その暮らしを今も守っているのです。その暮らしぶりは、「プレーン」と表現されることがあります。何も飾らず、何も付け加えない、あるがままの暮らしという意味です。アーミッシュの人々は、不便さを求めて暮らしているわけではありません。ただ、プレーンに、あるがままに、自分を飾らず暮らしていこうとしているだけなのです。。モノトーンを基調とした無地の生地の服装。風車や水車の見える家々。アーミッシュの人々が守っているのは、宗派の教えだけでなく、アメリカ人の心の故郷なのかもしれません。

(*2)メノナイトはキリスト教の一派で、一口で言えば成人してからの洗礼を認める人(再洗礼論者)達である。キリスト教を信仰するからにはキリストと同じような生活をすべきだとし、贅沢、暴力を否定し、受難に甘んじ人類はみな兄弟として助け合い愛しあうべきものとしている。
この「メノナイト」とは、スイスに起源を持つ再洗礼派の一派で、彼らは教義上の理由から19世紀当時の質素なスタイルを守り続け、今でも自給自足の生活をしているとのこと


8/8[サマーハウスへ]
ブランチを香港レストランで取った。種類も数多くあり、味もよく申し分なかった。12時を過ぎると教会帰りの家族が訪れ満員状態だった。
この時始めてオリイさんとマネルさんの長男、ヘンリキさんに会った。大きな体格をしているがさすが2人の息子、終始笑顔で優しさがにじみ出ていた。
ブランチ後は家に帰り、ヘンリキさんの愛犬アーリアと遊んだ。この犬はメキシコ犬で毛がないのが特徴だ。母は怖くて触ることさえ出来ないようだった。
アーリアは訓練所に通よっているので、とても言うことをきく賢い犬だ。もし犬を飼ったら最低限のことは出来るように訓練するべきだと思わずにはいられなかった。
ヘンリキさんと別れた後は、オリイさん自慢のサマーハウズ=コテージに行った。その広いこと、綺麗なこと。
部屋内は日本の物で飾られていた。家の周りは湖に囲まれてとても優雅。
みんなリラックスした後、家路についた。


8/9[コロンバス→トロント]
今日はコロンバスからトロントに戻る日です。
オリイさんとマネルさんには本当に親切にして頂きました。空港までおくってもらい、僕達がみえなくなるまでずっと見守ってくれていました。このような素敵な人と出会えたのはやはり父の人柄のおかげなのかもしれません。
僕はトロントへ、家族は日本へ帰ります。たまたまゲートが近かったので少しばかり話す機会がありました。
両親と姉と過ごした2週間はあっという間に過ぎました。行き先からホテルまですべて計画したこの旅行は成功に終わったと思います。
別れ際、母が少し涙目だったのが印象に残りました。このような姿は始めて見ました。少し歳をとったのかもしれないなぁ。
蒸し暑いトロントに着いた時、また一人の生活が始まることと、9月からはじまる本当の勉強に対して少し気持ちが引き締まりました。


8/10[トロント生活再び]
今日は今回の旅で出会った人達にメールを送る作業をしました。たった2週間の旅行でしたが、色々な親切な人達に出会いました。出会いは縁です。本当にそう思いました。

トロントは今回行ったどの場所よりも湿気が多くて暑苦しいです(なにせ寝苦しい)
そんなトロントで後2年頑張ろうと思います。
夏が終わりを告げるその前にまた想い出を作りたいと思います。勉強の方の準備もしないと…。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: