ビール片手に

ビール片手に

February 8, 2008
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カテゴリ: 映画(洋画)





ストーリー
美少女コンテスト優勝を夢見るオリーヴに、決勝大会出場の知らせが届く。彼女と両親、家族嫌いで無口の兄、自殺願望のある伯父、薬物中毒の祖父の6人家族は、険悪なムードのままミニバスに乗りこみ、会場へと向かう。

キャスト&スタッフ
[監]ジョナサン・デイトン バレリー・ファリス
[脚]マイケル・アーント
[出]グレッグ・キニア トニ・コレット スティーブ・カレル アビゲイル・ブレスリン

家族をテーマに描かれた、心温まるロードストーリーだった。
ミスコンをめざす、お茶目で少々太めな妹オリーブが、キュートで愛らしい。
彼女をミスコンテストに出場させる為に、バラバラ家族が喧嘩しながら、ワゴン車に乗り込んで、カリフォルニアを目指して走る。その珍道中が見もの。困難にぶちあたりながらも、乗り越えていく様子が、清々しく爽快になる。
あまり期待しないで見た分、余計に面白く楽しめた。

この家族は、皆が何かに挫折していて、「負け犬」の香りが、始終ぷんぷん漂っている。
でも、その格好の悪さや、不仲家族のアクの強さ・身勝手さ加減も、リアルで自然に共感できる。
きっと、世間の一般的家族って、こんな感じなんじゃないだろうか?世代も考え方も違う家人が、身を寄せ合って一箇所に暮らすと、意見が分かれて当然。この辺りの描き方も上手いと思う。


老人ホームを追放された不良のエロ爺さんだけど、言動ともになんだか憎めない。

自殺未遂したゲイの叔父さん・独自の成功論を唱え悦に入る父親、ぶっきらぼうで全く喋らない兄、皆を必死でまとめようと奮闘する母親の姿等、その人物造形が、ユニークで面白い。ゲイの叔父さん役、スティーブ・カレルの演技が、特に良かった。前半は家族の身勝手さに苛立ちを感じるが、後半からは、情況が変化して、予想を覆される。

いざとなると普段いがみ合っている家族同士が心を通わし、一致団結するところに、不意に胸を突かれて、心が揺れてしまう。微笑ましく、温かく、元気が出る映画だった。
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Last updated  February 8, 2008 06:03:52 PM
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