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2011年1月1日、鬼嫁サマと帝国ホテル17階で茶を啜る。
元旦の銀座や有楽町は、
人通りがまばらだったが、
宝塚劇場の前にはたくさんの 「出待ち」 がいた。
「出待ち」 とは、公演が終わった宝ジェンヌを
一目拝もうと待っている、いわば追っかけのこと。
殆どが女性で、年輩の方も多い。
元旦からスゴイ。
鬼嫁サマと今年の抱負を練る。
毎年、抱負を考える。
その通りになったり、悪い方向に転んだり。
物件取得、元手が殆どかからない小規模ビジネスなど、
やりたいこと、可能性があることを話した。
一昨年少し始めたネット転売で、
インターネットでも本当に収入が入ることが実感できた。
当時始めたビジネスは、
利用していたサイトの 機能に変化があり、
あまり稼げなくなった。
参加者も増えたのかもしれない。
今度はネットでも他者に影響を受けないやり方、 または
まだあまり開拓されていない市場を見つけてみようと思う。
いかんせん、未だ素人の域を全く出ていない。
先月初めてPCを買ったばかりのBITTY君は、
私が売ったやり方 既に加えている。
BITTY君はまだ26歳だ。
若者はやはり順応が早い。
旬を過ぎたオッサンには努力が必要だ。
テレビでこれからのビジネスを語る番組を見た。
これからは、「商品ではなく、解決策を売る」 と言っていた。
鉄道であれば新幹線を売る、のではなく
日本が誇る運行管理システムを売る、と言う。
新幹線の平均遅延時間は、たったの18秒だそうだ。
世界でも類を見ない正確さ。
ニーズを知り、問題解決策・ コンサルテーションを売る。
その部分が一番金になる。
しかし、これは先進企業やそこから派生した
頭脳派集団でなければ 難しい。
以前、ITコンサルティングについて人から聞いた話。
システム業界では、
上流工程(システム設計・ITコンサル)を受けた会社が
1番多くのフィー(報酬)を取り、
次の工程(設計の詳細段階・Sir企業)を受けた企業が
次に多くのフィーを取る。
収入が少ないのは、いわゆるITブラックと言われる、
最終プログラムを請け負う企業だ。
報酬が安いから給料も安い。
ITシステム業界はこの仕組みになっているらしい。
コンサルテーションを請け負えば
報酬も多く、設計して丸投げだ。
多くの業界がこのやり方を取っている。
TV業界なども最たる例の一つだ。
問題は 市場が成立している場合、
顧客と直接接していなければ、
一番カネになる部分が請け負えない。
業界素人がコンサルティングを 請け負うのは
まず無理だろう。
先のTV番組では、大企業の英知を結集して
生き残るやり方を述べていた。
では、ベンチャーはどう生きるか?
業界を知り尽くした玄人ならば、
コンサルテーションを提供できる。
しかし、不動産やネットビジネスに関して
素人同然である 私のような人間は、
いったいどうすれば良いのか。
「自身のレバレッジ」 を 見極め、
出来ること・やるべきことを判断することが必要だ。
この言葉がベンチャーの指標だと思う。
不動産賃貸業は、 人口減少で従来手法が
通用しにくいと言われている。
新規参入のチャンスだと私は思う。勝手な見解だが。
人と違うやり方を考え 、頑張るしかない。
出来れば楽しみながら。
今年も良い年を過ごせますように。
「夢はでっかく 根はふかく」 みつを