その5


何処にゴザを広げたら良いか迷ったが海に向かって右側の椰子の木の下に広げた。
すぐ後ろに、手荷物や着替えを有料で預かる所が在るが、直ぐそばに監視台があるので、少しは安全かなと思いここにした。

私たちは、あの広いトイレで着替えを済ませて来たのである。
(一緒に着替えたのではなく、一応別々に着替えた)
海に入る前に体操をしたが、周りの人はやっていない。
Aちゃんが最初に海に入っていった、私は荷物番。

周りを観察して見る。
荷物預かり所の側に着替えする場所とトイレが在った。
シャワーも裏に在るが、お湯ではない。
基本的な施設が在るのは、3ドルも取るので当然かな?
建設途中の施設があるが、あれは多分食事の出来る様な建物だろうと勝手に想像した。
完成まであと2ヶ月位かかりそうである。
(3月か4月に行った人は教えて下さい)

Aちゃんが戻って来て「魚が少ない、聞いていたのとは全然違う」
と言うので、次に私が海に入った。
やはり少ない。
餌付け禁止がひびいているのか?
時々大きな魚がいるが、名前は知らない。
私は基本的に海が好きでない(映画のジョーズを見てから)ので、直ぐに上がってきた。

ランチを開いたが、見た目美味しくなさそう(食べてみてやっぱり不味い)大きな鶏肉が2切れも入っていたが、一切れで充分である。
ご飯ははインディカ米で、ぱさぱさ食べられ無い。
魚には餌付け禁止なので、上げられないので、持ち帰るのは迷った。
その内小鳥がやって来たので、ご飯をばら撒いたら他の鳥も来て、
全部食べてくれた。
鶏肉も小さくちぎって撒いたら、食べている(共食いだ~)

Aちゃんは今度は海向かって左がわの海岸に入って行った。
戻って来て「大きな魚がいっぱい居るよ、あなたも入って観たら」と言うが、入りたくない。
一生懸命進めるものだから、ひざの所まで海に入った。
此処までなら、ジョーズは来ないだろう。

雨が降って来た、でも直ぐに止んだが、私はもう海に入る気はない
し、寒いので上がる事にした。
バスの様な乗り物(考えてみたらシャトルバスだよな)帰りは急な登り坂なので1ドル(前払い)だが、歩くのは面倒だから二人で乗る事にした。
発車間際に、足の少し不自由な日本人の女性が「ジャストモーメント」と言ったら日本語で「待ってますよ~」その女性が乗ったので出発した。
上に着いてその女性がお金を払おうとしたら、受け取らなかった。
アメリカは身体障害者に対して寛大なんだと思った。

上に着いてから海を見たら、サンゴ礁が在ってジョーズは来そうも無い事が分かったのと左側の海岸の奥に大きな魚がいっぱい居るのが見えた。
上から見える位だから相当大きいと思た、Aちゃんの言う事聞いておけばよかった残念遅かった。

まだ時間があるので芝生の上にゴザを広げて日光浴をしているとバス乗り場が見えた。
22番のザ・バスが来ている。しかも10分に1台位の頻度だ、その都度20人位が乗り降りしている。
1ドル50セントで来れるではないか。
ランチを除いて、シャトルバスに乗ったとしてもハナウマベイで遊ぶのは、ワイキキからの往復が7ドル(入場料含む)で出来ると思った。
あの見晴らしの良いが、散らかっている助手席で来るよりずっと良い。
35ドルはわずか10分のリムジンに乗るための料金だった。



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