その10


トンガ村の後は何とか村でそこでは相撲の武蔵丸の従兄弟がいて、顔はそっくりであった。
ショウーが始まると、観客の中から3人選んで舞台に上がった。
一人は黒人で身体の大きな人(横幅も)、もう一人は白人で身長の高い人、最後の一人は、私達のグループで名古屋の人で背の低い70代の人であった。
彼は、英語はまったく知らない様であった。
3人は武蔵丸の従兄弟の太鼓に合わせて同じように叩くのであるが難しそうである。
一人目の黒人青年でも、付いていけない。
二人目の青年もだめであった。
三人目の名古屋のひとは、「アーユーレディー」が分からなくて、
キョトンとしている、会場には日本人は四分の一位なので、外国人(考えると、我々が外国人である)と言うかアメリカ人は大笑いするのである。
彼が一生懸命やろうとすればするほど、会場は大笑いになるのである。
私も笑ってしまったが、彼は真剣にやっているのであった。
ショウーが終わって彼は戻ってきたが、かなり落ち込んでいた。
声を掛けようと思ったが、気の毒そうで声は掛けられなかった。
その後は、幾つかの村を回ったが、何と言う村を回ったかは覚えていない。

大型カヌーに乗って、(カヌーを漕ぐのは案内人のRさんである)先程の村村を通り、現地語で挨拶をしながら、最初のショーのところまで戻ってきた。
カヌーを降りて、トイレタイム。
その後は、IMAXシアターで「イルカの」映画だと言うが、Rさんはポリネシア文化とは余り関係の無い映画だと言うので、見ないことにした。
Aちゃんはシアターに入っていた。
上映時間は約40分だそうなので、ゆっくりタバコを吸っていたら、結構見ない人がいる。
名古屋グループの女性3人はアイスクリームを食べて、いる。
案内人のRさんも外で待っているので、声を掛けた。


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