五反田支部ブログ

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2007年04月03日
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カテゴリ: 機関紙掲載記事
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公園づくりで多摩の森林を守ろう! 「多摩産木材を活用した園路舗装」

 桜の蕾もやっとほころびかけた或る日、私は俗に言う上野のお山(上野恩賜公園の中央広場付近)の喧騒を離れ、ぶらぶらと気ままに散策をしていました。文化会館と野球場に挟まれた、普段から人通りの少ない行幸(ぎょうこう)道路は、日本芸術院や上野の森美術館に通じていて、更に足を伸ばせば上野広小路方面に出られます。

 私はその道の途中で園路側に見慣れない看板を見付けました。この道を通るのは暫く振りで、ましてや狭い園路部分を歩く事は滅多にないのです。「何かしら?」と思い近付いて見ると、昨年11月15日に、住対部と合技対部の合同見学会で見て来た、多摩産材を活用した園路舗装の為の「公園づくりで多摩の森を守ろう!」の説明用の看板でした。

 東京都では、多摩の森林を保全するために、間伐材を含む多摩産木材を活用していると、桧原村の原木市場での説明会で色々と勉強して来ました。道路のガードフェンスや都立公園の「思い出ベンチ」等の話は聞いていましたが、園路舗装の事は話に出なかったと記憶しています。

 予習の効果も有り私は興味深く観察し、ほんの短い園路でしたが実際に歩いてみました。木製舗装は自然にも足にも優しくて、とても歩き易く感じられました。これがもっと多くの場所で使用される様になれば、良いなと思いました。木材を使用した舗装は、木本来の特性で何れは腐って、取替えが必要になります。それが間伐材の消費の促進につながり、多摩の森林を守る一環になるそうです。多摩木材の活用は、多摩の森を守る担い手を支援し、荒廃が進む多摩の森林の活性化や、地球温暖化防止のためには大切な事だと、説明に書いてありました。

 看板の足元には寄木模様にスギ材が舗装されています。でも直前直後の園路は普通の舗石が続いているので、この看板が立って居なければ殆どの人が気付かずに、通り過ぎてしまうかも知れません。約500平方メートルの歩道には、約550立方メートルのスギ材が使用されていて、これは間伐材約800本分に当たるのだそうです。看板には実際のスギ材のブロックが展示されていて、私は思わぬ処で見学会の復習をしてしまいました。                    建設新聞掲載記事





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最終更新日  2007年04月03日 14時04分36秒
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