ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

PHILLY'S


扉を開けるとほのかなバックライトに照らされたボトルが整然と並ぶのが見える。
カウンターの中には男性が2人。
カウンターに8席。
フロアに小さな丸テーブルが2つある。
いつもの癖で端に座りボトルを眺める。
開店祝いだろう胡蝶蘭が華やかに咲いている隣りで、足ごと括られた生ハムがナイフの入るのを待っている。
アイラ系のモルトが飲みたくてラガヴーリンをロックで頂くことにした。
無駄のない所作で目の前にグラスを置いてくれたマスターは、東京出身だそうだ。
まだ新しいカウンターは手触りがいい。
指を滑らせながら赤い琉球グラスに浮かべられたキャンドルが、僅かに揺れるのを眺めていた。
音楽はバーには珍しく70年代ポップスが中心。
男性客がシガーを要求し、マスターがセットする。
甘い香りが店内に緩やかに満ちてきて、思わず深く息を吸ってしまった。
締めて¥1400也。
(2006.11.27)

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