ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

魚市*



店に入るとゆるいカーブを描いたカウンターが目に飛び込んでくる。
カウンターに10席。テーブル席は3席だ。

よけいな飾りがなく、こざっぱりした印象の店だ。

まずはお腹を満たそうと、チジミ、昆布大根煮、里芋煮、
とりの唐揚げ、ポテトサラダとバンバン食べる。

煮物は薄味で素材の味がいきている。
昆布大根煮のゆずの香りが鼻孔をくすぐる。

まずはビールを頼んで、日本酒に切り替える。
銀盤を選んだ。
富山の酒だ。

さて魚は何にしようか?
迷った挙げ句、カレイの煮付けを頼んだ。
当たりである。
おおぶりの子持ちで肉厚の身がぷりぷりしている。
野菜の煮物とはうってかわってしっかりとした味付け。
ご飯が欲しくなる味だ。
友だちが苦手だという皮の部分と、
骨の隙間を集中的に食べた。骨までしゃぶる勢い。
これが家ならお湯をさして汁も飲み切るだろう。
ぜひ味わって欲しい一品だ。

最後はすっきり〆張鶴とお新香でしめた。

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