ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

みや河(閉店)


これなら大いに安心だろう。
外にもれる温もりの感じられる灯りに気持ちが和む。

中では店主が新聞を読んでいた。
どうやらひとなみ去った後のようだ。
私が入り口に近い席に着こうとすると、
寒いからと奥を勧めてくれた。テ

ーブル席4席。カウンター7席。
聞けば創業30年という老舗だ。

新しい店もたくさん出来ているけど、
こういう店の良さも知ってもらいたいと店主。

彼は下戸だそうだ。
自分が飲むよりも人をもてなす方が性に合っているらしい。

お通しはごぼうの牛肉巻きといわしの南蛮漬け。
これが実に美味しかった。
お通しのお代わりをしてしまうところだ。

熱燗を2合もらったあと、
一の蔵の無鑑査を常温でもらった。

驚いたのはお猪口を選べることだ。
いろんな形や大きさのものを出して来て、
これで飲みたいと思うものを自分で選ぶ。
私は底が萩焼きのような色合いで茶色い塗のお猪口を選んだ。
何か楽しい気分だ。

つまみにエリンギのバター焼きとチーズ揚げをいただく。
見た目も美しくお酒がすすむ。

メニューには定番の冷や奴¥400.-や
いか刺身¥650.-締めのお茶漬け¥500.-等があるが、
何故かオムライス¥600.-も。

心遣いに寛ぐ店。また行きたい。

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