ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

はなたれ


ラーメン屋一蘭の隣りである。
店の外に出されたメニューを眺めていたら、店の中にいた店員さんに声をかけられた。
店の入口側にテーブル席、中程にカウンターがあり、奥が座敷だ
。カウンターの真ん中に座る。
なんとカウンターの両脇はご予約席だ。
目の前の厨房では若い板前さんが忙しく働いている。
オーダーが入る度に声を張り上げて復唱。それに呼応して従業員全員がありがとうございますと言う。清々しい光景だ。
酒の種類はまんべんなく揃っている。
せっかくなので日本酒を頂こうと龍勢の特別純米酒¥700を選ぶ。
魚は金目鯛の刺身¥880。
お通しは牡蠣で、紅葉おろしで頂いた。
ジャズが流れる店内は個の独立性が保たれている。
酒はおまけの升から溢れそうなほどなみなみと注がれた。
金目鯛はあぶらがのり、舌にまったりと甘味が広がる。
これだけで満腹になってしまった。締めて¥1869也。

(2006.10.20)

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