セント ゲレオン(St.Gereon)




ケルン-セント ゲレオン(St.Gereon)


車の件がひと段落ついて ケルンの町外れに駐車すると
ロープウェイに乗ってライン川を渡った
天気が良かったので見晴らしが良く ドームが川の向こうに見えた
てっちは 怖がる風でもない

降りてから 街へ向かって てくてく歩く
一般の家の窓にもステンドグラスがはめ込んであったり
窓に小さな ステンドの絵が 下げてあったりする
この街は ステンドグラスが多い 街が豊かなのかな

セント クニベルトと言う教会では 天使の像や
ロマニスク時代の壁画などを見た  空間じゅうたんの模様のようなそれでいて明るい色合いのステンドグラス

St.Kunibertパノラマ


翌日が 文化財の開放日だということがツーリストインフォで
わかったので 今日は下見のような感じになった
gereon2
いくつかまわった中でも セント ゲレオンと言う教会の印象は強かった
メインの空間は オバール型の平面で 天井が高い 
壁は四層になっていて 一層ごとに 現代のステンドグラス作家の作品が
はめ込まれている 上から  マイスターマン
・ブーシュルテ(1923~)・ 不明 ・ブーシュルテ
ブーシュルテは 日本ではブッシャルティなどとも言うらしい 
英語読みなのかな 左の写真は 下段の窓に組み込まれた作品のひとつ
新しいアイディアをいろいろと試している作家
この場合 厚さ四センチぐらいのガラスブロックを削って 
鉄板に爪で取り付けている



下の部分が 建物としては一番 古く 
上に行くにしたがって 窓が大きく 最上段は細長い
これはもう初期ゴシック(ゴチック)様式なのだそうだ
gereon1
戦争で殆どの教会は被害に遭った それを修復するにあたって
当時の人は 殆どの石を入れ替えてしまった
いまでは そのような修復はしないでなるべく古い石を残そうとするが
当時の技術では それは不可能だった
下段の半球部分を造りなおす時に 大きな壷が埋め込まれたのが発見され
地下に展示されている 屋根をささえる技術が確立していなかった為
屋根を軽くする為の工夫だった様だ
1984年に修復が完了し ふたたび ミサがおこなわれた
それまでは奥の祭壇に近い部分で行われていたそうだ

普段は一般の人は奥へ行けない だがこの日曜は 開放され
上の段やその脇に繋がる部屋にも入る事が出来た 
ここにも大きなステンドグラスが入っていて 装飾物が多数置かれていた
地下には聖書を題材にしたモザイクもあった
このモザイクは建物の最古の部分に属し紀元4世紀頃のもの
初期キリスト教時代 ロマネスク時代の前に当たる 日本は その頃古墳時代

土曜には 外に出ると結婚式を終えて はなしをしている 
着飾った人達がいて こんなに古い教会でもあぁこう言う事が普通に有るんだなァ
と改めて思ってしまった
セントゲレオンのパノラマ

パノラマは 
キーボードのシフトとマウスの左クリックを同時にするとズーム
       STRGとマウスの左クリックで もどります
マウス左クリックでひっぱると天井や床の様子も見ることが出来ます

ケルンのロマネスク教会

教会のアイコンをクリックすると ちいさな写真ですが
教会の外観と正確な住所 見学可能な時間などが チェックできます


〇自動車が壊れた
●ロマネスク教会
〇セント ゲレオン
●セント ウズラ セント マリアリュスキルヒェン
〇キャンプ場
●セント クニバート





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