
ショコタ;
チヨコが栗を拾ってきました。路上に落ちていた栗です(笑)。
この時期よく見かける光景なのです。
栗は、近寄る相手から己の身を守るだけでなく、
痛手をも負わせるようなファッションで路上や駐車場に転がっています。
もちろん頭上を見上げれば栗の木があるのだから落下してくるのは当然なのだけど・・・。
不思議なのは栗の木の所有者が栗を拾わないことだけでなく、
通りすがる人々もなぜか栗を拾わない。
栗のあの装いは伊達じゃない、効果的なのだろう。
サッと拾ってポケットに収めるのは難しいことが一目見てわかる。拾わないのも頷ける。
ここまでの風景はいいものです。
堂々と転がっている栗が勇ましく見え、どことなく風情を感じさせてくれますもの。
無残にも車に轢かれてしまうのです。ぺしゃんこでした。
車のタイヤに打ち勝つほどの強度など栗の人生(?)に必要なかったのでしょうね。
こんな惨い光景を目の当たりにするなら、全部拾っておけばよかったと悔やまれてなりませんでした。
チヨコは駐車場にしゃがみこんで
栗の鎧を脱がせてからポケットに忍ばせて持ち帰ってきたようです。
鎧を脱いだ栗は依然、ぶ厚い肌着に覆われていて、かたくなな表情をしていますが、
我が家に来て、少しばかり安堵しているようにも見受けられます。
もう少し対話を繰り返せば、車に轢かれる人生より
僕のお腹に入ったほうがどれだけ幸せかを理解してくれるでしょう♪

これだけじゃ、ちと寂しいねぇ。こつこつ、拾い集めてみますか。
食欲の無くなる画像かも!?【鮑のブレゼ… 2007.01.14 コメント(2)
クリスマスディナー??? 2006.12.23
PR