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2012.03.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類

本田技研工業株式会社より、次期NSXと思しき車のプロトタイプが発表されました。

do_hond120203_01.jpg

NSXコンセプト、とかいうそうですよ。

なんかね、あらゆる意味でけしからん車ですよ。

昔のぼくなら買っていたのかも知れないのだし、未来のぼくが買うことがあるかも知れません。

なので、NSXについて、ぼくが文句を言っていいのです。

で、この車。NSXに対してのリスペクトがねぇ。

NSXという車が、エキゾチックカー業界に与えたインパクトがわかってねぇ。

ガンダム以前と以後のロボットアニメ。

マトリックス以前と以後の映像表現。

このくらいNSXの登場には、インパクトがあったのだ。

NSX以前のハイパフォーマンス、エキゾチックカー。つまりはスーパーカーは、数千万円の価格帯で奇抜なデザイン、大出力、希少性などで、高額所得者のアクセサリーとして販売されていた。

そのため、雨が降れば浸水し、エンジンがかからず、エアコンは作動せず、爆音でオーディオは聞こえず。

こんな事は当たり前。

そんな、車の形をした高額オブジェの世界に現れたのが、NSXだった。

性能、デザインは間違いなくスーパーカー。しかし、ゴルフバッグが2つ入るトランクを備え、耐久性はアコード並。

毎日日常的に使えるスーパーカー。

週末に郊外のゴルフ場へ快適に不安なく出かけられるスーパーカー。

これがNSXであった。

あのポルシェでさえ、当時はこの品質を達成できていなかった。

この合理的な車はアメリカで大絶賛され成功した。

当時のF1人気で、ヨーロッパでも歓迎された。

NSX登場以後、フェラーリ、ランボルギーニの性能は著しく向上した。

今や、雨漏りのするスーパーカーはロータスぐらいだ。

なのに、NSXの名を継ぐ車には、デザイン上の特徴であるトランクがない。

フェラーリは、誰が見てもフェラーリであり、

ランボルギーニは、誰が見てもランボルギーニであり、

ポルシェは、誰が見てもポルシェである。

車のデザインは、メーカーの哲学である。

その形には守るべき意味があって、それを貫けないのなら、メーカの存在意義は無いのです。

そのことをやっと理解したレクサスは、今大変苦労してブランド構築に奔走しています。

NSXは誰が見てもNSXでなければならず、初代NSXはそのデザインにおいて独自性の確立に成功していました。

対して、NSXコンセプト

l_do_hond120203_03.jpg

なんとも無国籍で、個性がない。

どこのメーカー製といっても通用する。本田でなくてもいい。

なので、ぼくがわざわざ次期NSXのデザインをしてあげる事としました。

ホンダの人は涙を流して感謝してください。

nsx1.jpg

古臭い?じゃかぁしい!!

ランボルギーニなんて、ぜんぶカウンタックぢゃ!

ポルシェなんて、ぜんぶ911ぢゃ!!

デザインには、守るべきものが有るんだと、あれほど・・・まあいい。

このデザインには、最新のレーシングマシンのトレンドが盛りこんである。

前半分はLMマシンのテイストを盛り込み、サイドにきれいに空気を流す。

ホンダもレース復活を目論んでいるので、その宣伝も兼ねている。

更に、無駄に後部を盛り上げず、低い水平基調のデザインこそが、NSXの個性であり、ロングテールこそがアイデンティティである。

更にオマケに、このデザインには日本の魂を織り込んでみた。

富嶽三十六景神奈川沖浪裏.jpg

ボディ側面に北斎画のラインを生かしてみた。

日本のデザイナーは、海外ばかりに眼を向けるのではなく、誇り高い日本の伝統、芸術に目を向けて、そのエッセンスを昇華していく努力をして欲しい。

温故知新という言葉を、心に刻み込んで欲しい。






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Last updated  2012.03.05 23:57:26 コメント(4) | コメントを書く


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