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鳴海＠孝之

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2010.10.18

エロゲーに歴史あり。

そこらのクソガキが まだママとパパに仕込まれていない ような昔から、

エロゲーは歴史を積み重ねてきているわけです。

今はお高くとまっているスクウェア・エニックスや光栄、コナミ、日本ファルコムも、

エロゲーやギャルゲーを出していたことは、古くからのパソコンユーザーの知るところです。

聡明な皆さんには、エロゲーの未来を拓く義務と、

正しいゲーム であるエロゲーをプレイする権利があります。

エロゲーの歴史を学ぶことによって一般知識を身につけ、

世界に通じる サムライ としての自覚をもってほしいと切に願います。

と、いうことで今回の記事は鳴海さんがこれまでプレイしてきた

印象深いエロゲーを歴史順にピックアップしていき、ついでに

私がどのような道を歩んできたのか 、振り返ろうと思います。

なお、年号などはうろ覚えですので、鋭いツッコミは禁止させて頂きます。ご了承ください。

どっかのサイトの精神年齢検査で 260歳(仙人レベル) と測定された鳴海さんも、

無垢で若かりし小学生だった時代がありました。

時は 1994年 、

肌が水を弾く蒼い果実の鳴海さん。人間年齢で通算するなら9歳。可愛い小学3年生です。

ぴかぴかのランドセルを背負い、 ｢友達、100人、できるかな～♪｣ などと

狂った宗教 のように合唱していた、古き良き時代。

そんな時代においても、時代の最先端を突っ走っていたテクノキッズたちは、

｢三次元などもってのほか｣ とばかりに二次元の桃源郷に身を委ねていました。

よく知られているのは、光栄の ｢団地妻の誘惑｣ でしょう。

団地にスキンを売りに行き、ついでに 人妻に使用方法を伝授する というソリッドな設定で、

性犯罪予備軍の聖典となった傑作です。訪問先を間違えると、同性愛者の方に

問答無用でカマを掘られる というタイトなゲーム性で、

人生の厳しさと不条理さを訴えかけていました。

光栄は他にも ｢オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか？｣ という、

世界中のブレードランナーファンが見たら 脳卒中確実 なタイトルのゲームを

堂々と発売していましたが、最近は去勢されたも同然。

三国関連のゲームばっかり出してます。

お前らそんなに信長好きなら、 信長を脱がせるエロゲー出せよ 、って感じです。

光栄はこの時代、他にも複数のエロゲーを販売してますが

現在となっては公式HPでタイトルの文字すら見かけません。

どうやら 歴史の闇に葬られた ようですが、私は忘れませんよ。

光栄というゲームメーカーが、エロゲーで大きくなった会社であることを。

話を戻しましょう。

振り返ればあれから16年ですか。月日の経過というのは残酷ですね。

ひょっとしたら、当ブログ閲覧者の中には、16年前といえば

生まれてさえいない って人も少なくはないでしょう。

1994年といえば時代はまさに スーファミ全盛期 。

やっと一般社会でもゲームが認知されはじめ、

テレビや雑誌でガンガン宣伝をされていた頃です。

友達の家に遊びに行けば ｢ボンバーマン｣ か ｢ドラゴンボール｣ の二択。

ストIIをプレイしたことがないという人間は私の世代にはきっといないと思います。

当時の鳴海家の月の電気代は、 およそ6万です 。

さて、そんなパソコン通信。私は当初、全然やってなかったんですけど

当時休日になると父上に連れられて入り浸ってたゲーセンに置いてあったアーケードSTG

｢ダライアス外伝｣ に苦戦しまくるようになった頃、

攻略本を買う金がなかった私はある日パソコン通信を駆使し、

探し当てたSTGを語り合うパティオで同作品に関してのヒントを頂いてからは

何かに取り憑かれたように パソコンに夢中になる始末。

接続料を考えると、 攻略本の代金なんぞチンケなもの だと思いますが、

小学校低学年には知る由のないことです。

さて、そのようなごく普通の少年時代を送っていた鳴海さん。

小学生ですので当然の如く一大イベントが起こります。そう、 夏休み です。

今となっては泡沫の夢とさえいえるくらい都市伝説化した長期休暇たる夏休み。

しかし小学生には宿題だとか読書感想文だとかどう考えても不要なシステムがありました。

中でも 自由研究 というものは、最初に考案した奴の胸倉掴んで

｢誰が得するんだこんなもん｣と締めあげたい気分ですね。

で、私の母校は小3からその自由研究というものをやらなくてはいけない 謎仕様 でした。

小3で研究できるものとか、たかがしれてると思いますが、

その辺どうだったんでしょうかね。

ちなみに鳴海さんは4歳離れた兄者が借りてきた映画 ｢フルメタルジャケット｣ で

ベトナム戦争 に興味を示し、前述したPC通信で仲が良かった人から薦められた

｢大空のサムライ｣を経て ラバウル航空隊 に並々ならぬ熱意を捧げていました。

自由研究の題材も、当初それだったかと思います。

小3にして 自由研究のテーマが第二次大戦 だなんて、

山本五十六も草葉の陰で感涙してることしきりですね。

まぁ、途中で ｢るろうに剣心｣ にハマってしまい、新撰組に 心変わり したんですけど

るろ剣作中で斉藤一が

史実の斉藤一の顔を如何に美化していたか を考えると、

それも些末すぎる問題でしょう。

どうしてこうなった。

話が脱線しました。

それで、戦争に関して調べ上げようと思ったときに真っ先に頼ったのが、

当時自衛隊に入籍していた一回りくらい離れた親戚の兄ちゃんでした。

家が近いってこともあって、それを境に毎日のように遊びに行ったりしてましたね。

その後彼が引っ越してから、

｢あの人って リアルバイ で ショタ で マジモンの後ろ好き だったんだよね｣

などと兄者に 衝撃の告白 をされたことも、

時が経った現在となっては笑い話の一つでしょう。

今思えば、あの時彼の家に遊びに行かなければ違う人生だったんでしょうが、 後の祭り です。

小3の親戚に｢ゲーム貸して｣って言われてエロゲー渡す方もどうかしている と思いますが、

私が何の疑問も抱かずプレイした事も事実ですからね。

前置きが長くなりましたが、鳴海さんとエロゲーの出会いは

どう振り返ってもここからだった かと思います。

どうして私の家の血筋って皆こんなんばっかなんでしょう。

高校時代友人がつぶやいた｢この親にしてこの子ありだよね｣という言葉が、

今更身に沁みますね。

そんなわけで、この時渡された鳴海さん生涯初のエロゲーこそが

フェアリーテイルの ｢沙織～美少女の館～｣ でした。

このゲームは、 やったことないけど知ってるぜ 的な人は多いと思われます。

私がまだエロゲーなんて存在すら知らなかった遥か古代、

どっかのバカ中学生が万引きしようとして捕まったときに押収されたエロゲーで、

回収騒動にまで発展した作品として超有名です。

ちなみに、これらの出来事を中学に上がって知った私は

とても複雑な気分になったのを記憶しています。

記念すべき人生初のエロゲーが 発禁モノ なんて、

一体だれが喜ぶというのでしょうか。

気になるゲーム内容は、

見知らぬ館に監禁されたヒロインが、館の各部屋で淫らな幻覚を見るといった

境界例患者の作文にも出てこない ようなアシッドなストーリー。

エロさでいえば後に有名となったLIBIDOやPILの方がハードさは上。

同じ発禁モノなら｢ドラゴンシティ｣の方が遥かに面白いといえましょう。

ではこのゲームの何がダメだったのかというと、ヒロインです。

作中に 13歳の実妹 とヨロシクやる描写が 無修正 で入るのですが、

ソフ倫やメディ倫などの規制団体がなかった当時においても、

やはり駄目なもんは駄目だったようですね。

流石に、初めてプレイした当時は何がなんだか判らないといった感想で

エロゲー自体にのめりこまなかったのですが、

この後私がどこをどう辿って エロゲーさいこう！ と思ってしまうほどの

穢れた存在 になるのかは、

次回以降の記事で書いていきたいと思います。

エロゲー話より、リアル懐古話の方が文章量があるのはご愛敬。

ちなみに当時最もハマってたゲームは 女神転生 でしたね。

小学生にはきっついシナリオと難易度が今でも忘れられません。

もう2度とやりたくないと思えるほどの激長さでしたが、

ペルソナ4よりは確実に面白いと思います。