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2022.01.27
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カテゴリ: 男優
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年末から年始にかけて、

『Mー1』
『志村けんとドリフの大爆笑物語』
『火花』

と観てきたら、これは見ないわけにはいかないでしょう!

劇団ひとり監督 ​映画『浅草キッド』​

です。
前評判通り、とても見応えのある映画でした。



柳楽優弥 さん。

まずは、柳楽さんの経歴を。

■所属事務所 ​ スターダストプロモーション公式ウェブサイト

■​ Wikipedia


映画『誰も知らない』で鮮烈なデビューを飾った柳楽さん。

いきなり日本どころか世界で有名になってしまって、14歳の少年はどんな気持ちだったんでしょう。訳わからず、な感じだったのでしょうか。訳もわからないまま、まわりの期待だけがどんどん膨らんで、まわりに求められる自分と、本当の自分との間で悩む、みたいなこともあったのでしょうか・・・

「太ったなぁ〜」と思っていたら、ちょっとの間、見かけなくなった時期もありましたよね。その頃は、色々な人生経験を積む時間(アルバイトとか、語学留学とか)だったとか。その頃に色々、それから先のことをを考えたりしたのでしょうか・・・。

結婚も早い!

19歳で結婚して、20歳にはもうパパになっていたとは、知りませんでした。



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さて、話を戻しまして・・・・

「出演作ごとに、全くその姿を変える」

と言われている柳楽さん。

この『浅草キッド』では、完全にビートたけしさんになりきっていました。
細かい仕草や表情が似すぎていて、鳥肌モンでした。

特に、 首をひねる仕草や、ちょっと口を斜めにしてしゃべる感じ

ビートたけしさんが憑依してるんじゃないかと思うほどでした。

監督である劇団ひとりさんのインタビュー記事を読んだのですが、クランクイン前に、かなり練習をされたそうです。でも、「モノマネをするのは違うな」と思い直したそうで、声真似はせずに、あとは柳楽さんに任せたそうで、それがよかったのかもしれないですね。柳楽さんのもともとの演技力と、練習で身に付けたたけしさんの仕草で、本当にたけしさんになりきってらっしゃったように思います。

私が思うに、柳楽さん演じるたけしさんに、誰も文句はでなかったんじゃないでしょうか。ここまで完璧に演じられたら、もうしばらくは誰もたけしさんを演じられないのではないかと思います。

そしてもうひとつ。

タップダンス も素晴らしかったです。

冒頭で、たけしさんご本人がタップをされているところが少し映るのですが、まず、たけしさんがタップをするところを観ることがめったにないので感動したことと、タップをするたけしさんを演じる柳楽さんも、完璧なまでにタップをマスターされていて、ものすごくかっこよかったです。

私は素人なので分からないのですが、プロの方から見たらどうだったのでしょうか。感想を聞いてみたいです。

また、映像の構成も素晴らしくて、ステージ上でタップをする姿にカットインするように、それまでに色んな場所で(劇場の中で、仕事の合間や休憩時間に)練習している姿が映し出されるのですが、一つ目の「芸」としてタップを必死に練習してマスターしようとする姿と、タップができるようになって、客こそいないもののステージ上で意気揚々とタップをする姿との対比が、さらに感動を誘いました。

大泉洋さんも数か所タップをする披露するところがあるのですが、それもまたクールでかっこよかったです。

大泉洋さんは、あまり資料のない深見千三郎さんを演じるのに、柳楽さんとはまた別の苦労をされたと思います。が、もともとのお笑い気質(といっていいのか?!)と相まって、厳しくも優しい師匠を見事に演じ切られていました。芸人たるものかっこよくいなければならない、という師匠の考えの通り、本当にかっこいい芸人、かっこいい師匠を演じられていたと思います。

大泉洋さんのは、触れたい映画がまだまだいっぱいあるので別の機会に、ということでこれくらいにして・・・

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最後に。

ちょっとネタバレになってしまうのですが、映画の終わり方も素敵でした。

ビートたけし(ご本人)が思い出を巡りながらフランス座を歩く シーン。

それまでにフランス座で出会った人々が次々登場する回想シーンなんですが、ただ過去を回想するだけじゃなくて、思い出の場所を通過しながら、回想の中の人たちがビートたけしに向って話しかけてくる。今まさに会っているかのように。

そして、場面は次々と変わっていくんですが、映像は途切れません。本当に劇場を歩いているかのようにずっと後頭部側から撮られる映像が続きます。回想なので、同じ人が別の場所でもう1回出てきたりもします。場所と思い出が連動しているのがわかります。

最後にホールにたどり着いたときの思い出は、初めてビートたけしが舞台にたった時のシーン。それも本編の中の映像とリンクしていて、深見千三郎と客がやりあったときのシーンと被ります。深見千三郎が「芸人だよ、バカ野郎」を言うかと思いきや、回想を巡ってきたビートたけしがその言葉を発します。振り返る深見千三郎。そこにいるのは、回想してきた今のビートたけしではなくて、過去の若いビートたけし(柳楽優弥)、というオチになっています。

言葉で説明するのは難しいですが・・・ぜひ、この最後の最後のシーンまでじっくり見てほしいです。

CGのことは私は全くわからないのですが、どうやってこの映像つくったのだろうと、思いました。また、指示を出す監督も、演者さんたちにどうやってシーンの説明をしてえんじてもらったのだろうか、と考えました。おそらく、ビートたけしさんと演者さんの撮影は別々だと思うので・・・などなど、色々な思考がめぐりました。

感動的に気持ちよく終われる演出に、素晴らしい映像技術に、大満足のエンディングでした。

まだ観てないよ、という方は、ぜひモンで観てください↓↓↓

■​ Netflix『浅草キッド』公式サイト

それにしても、劇団ひとりさん。映画監督としても、すごい・・・

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最終更新日  2022.05.07 21:50:47
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