PR
カレンダー
New!
かわもと工房さん
New!
じぇりねこさん
吉祥天1093さん土曜日の朝刊に載っていたおくやみ欄
学生時代のクラスメートと同性同名 年齢も同じ 住所も同じ地名・・・
まさか
まさか
まさか・・・
喪主を見れば お父様
もう 「まさか」の余地もない と 悟った
友人からも問い合わせのメールや電話
でも 年賀状の付き合いもしていないので 「たぶん そうなんだろうね・・」としか答えられない
夜になり ひとりの友人から電話をもらった
乳癌だったんだって
数年前に摘出したみたいだけど 再発とか転移とかしちゃったみたい
でね 11日に亡くなってお葬式が16日になったのはね 一人息子がいたでしょ? そう あの時チョロチョロしていた子・・ あの子が高校3年生でセンター試験なんだって だから 試験が終わってからにしたんだって
あの時
というのは 平成9年のこと ・・
彼女の旦那様が 通勤途中 心筋梗塞をおこし 車を路肩に止め そのまま 亡くなってしまった・・
付近をジョギングしていた人が いつまでも止まったままの車を不審に思い 警察に連絡してくださってわかったそうだ
後日そのことを知ったわたしたちは 学生時代の友人たちと花束を届けに行き その話を聞いた
その時 友人はあいにく留守だったので ご両親とお話をしてきたのだけど 「保育園なんだ」 という 息子さんが チョロチョロとわたしたちの間を 走り お喋りして 微笑ましてくれた・・
おばあちゃん(友人の母)が 「この家にお婿さんに来てくれて この家に尽くしてくれて こんなかわいい孫を残してくれて 代われるものなら代わりたい」と泣き出してしまい わたしたちももらい泣きをしてしまったら その子が
「ダメだよ ばぁちゃん 泣いたら お父さんが悲しくなっちゃうでしょ? お父さんはここで ネンコ しているんだから!」
と・・・
その言葉が忘れられない・・・・・
5歳くらいで父を見送り
18歳で母を見送ることになってしまった息子さん
せつなすぎて せつなすぎて・・・
一人息子を残して ご両親を残して この世を旅立たなければいけなかった彼女を思うと
切ない なんていうものではない・・・
彼女のご冥福を祈りたい・・・
祈ることしかできないけれど・・・ いつまでも 祈りたい・・