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第二五巻　癩王のテラス/LONG AFTER LOVE

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生まれたのはジュラ紀☆ともおっしゃる美輪さんは
「日記をつけていますか？」という太一くんの質問に
「更級日記とか朝顔日記とか何百年も前･･･☆」と。日記はまったくつけられないそう。
太一くんはブログを公開なさっているようで、「自分の買いたことを読み返すと
『自分ってこういう人だったんだな』ということを振り返るのはいいなと･･･」

美「整理して、自己分析ができるの」
江「日記は内観、自分を見つめる意味ですごく大事なんだけれども、
あくまでも人様に見せるものじゃないんですよね」
国「ドキドキしてきました･･･」

ひとつのメッセージ発信としてするということをちゃんと明確にして。
そうでない部分はやはり別に、私も内観日記は別につけますよ。
たまに自分で気がついたことを書きとめておいたりとか･･･

気をつけないと、自己弁護、自分好きに走ってしまうと過った方向に走ってしまうから、
あくまでも内観は内観とした方がいいんじゃないかなと思うんですけれどね」
国「お二人の話を聞いて、今日はよかったです。
僕は、あの･･･日記が溜まってゆけばそれが本になるんじゃないかとずっと考えていたので」
江「メッセージだったらいいんです。私も本になるんです☆」

今回のゲストは、眞鍋かをりさん。以前拝見したときより、驚くほどお綺麗に。
オーラ綺羅きら☆、といった印象です☆

【スピリチュアルチェック】
☆　好きな言葉→臨機応変

☆　ストレス解消法→ストレスは解消せずにずっと溜めてしまう。
☆　嫌いな男性のタイプ→熱くてこだわりが強い人
☆　不思議な体験→ある番組で心霊スポットに行く時に、到着の四時間前に
ロケ地が火事で全焼していたこと。
☆　短所→想像力がないこと。

美輪さんとは一年ほど前、羽田空港のエレベーターでご一緒になったそう。
眞「美輪さんオーラがすご過ぎて、もじもじして話し掛けられずに･･･」
美「とっても綺麗なお嬢さんだから覚えているはずなのに、
何にも覚えていないっていうのは･･･また例によって、私の離魂病の魂だったんじゃない？」
眞「え？本体じゃなかったんですか？結構、はっきり見えたんですけどね」

国「そういうことは多々あるので。もしかしたら･･･ニセ美輪☆かもしれないですね。
僕は飛行場に美輪さんがいることが想像できないんですよ。
やっぱり、滑走路にいる感じ、エレベーターにいる感じじゃないんですよね☆」
ここで美輪さん、お茶目に両手を広げてにっこりと。
（今度の上空サプライズは白馬の王子とのご共演を期待申し上げます☆）

江原さんとはお仕事でご一緒されたことがあり、３年ぶりにお会いになったようです。
美「そのときに、何か言われました？」
江「ええ。だから、緊張はいまさらって思うんですけどね」
眞「でも、そのときは自分が見えていない時だったので、視界が狭くなっていたんですけど。
今は結構、ニュートラルな感じで･･･」
この言葉に「違う、違う」と両手を振られる江原さんに
「変わってないですか？！」と驚く眞鍋さん。

国「こんなに始まってすぐ、よく嘘をつきましたね☆」
眞「そんなことはないですよ☆！自分では変わってると思ったんですけど･･･
変わってないかもしれない･･･」
眞鍋さん、明るくにこにこと応えられます。

想像力がないと思われるのは、幼いときから。
眞「将来の夢もなくて、作文とかを書かされるときも、全部、適当に書いていたんですよ。
自分が大人になっているという現実が、ないんじゃないかなっていう。
想像できないんですよ」
国「今も変わらないんですか？」
眞「今もですね。長くても一ヶ月くらい先のことくらいまでしか、リアルに考えられなくて」
お祖父さまが亡くなったと電話で聞かされたときも涙が出ず、
御通夜の席で一気に悲しくなって泣いたり。ご結婚に関しても、全く想像できないそう。

眞「結婚はしてもいいかなと思うときはあるんですけど、でもそれも、
自分のことなのかわからないような感じで･･･一番困るのはインタビューで
『１０年後、どうなっていたいですか？』
『これからどういう風になっていきたいですか？』という質問が本当に･･･
何にも答えが出てこないんですよね」

国「でも、いまだって司会とかをいろいろされていますし、
これから先、そういう風に進みたいなとか･･･」
眞「できるところまではやってゆきたいなというのはあるんですけど、最終的には、
『人生、逃げ切って終わりたい』不幸なこともそんなになく･･･」

美「想像力がないんじゃなくて、すぐに冷えるんですよ。すぐにスーッと冷めて。
というのは、もう一人の分析力のあるクールで冷静な『 ちょっと待てよ 』というのが、
人一倍はやく出てくるのよね。自己破壊というものでもあるのだけれど、
自分が作ったものを、一度打ち消してしまうの。

『
じゃあ、違う見方をしてみればどうなるんだろうか ？』
そういう理性、余計なことがスッと先に出てくるのよね。

みんなで飲んでいても、どこかで観察しているようなところが常に働くのよね。
一緒になって騒いで酔っていることはできない。眞鍋さんの想像力がないわけじゃないの」

江「ただ、世の中はいま、想像力がない人が多いですよね」
国「事件が起きるのもそうなんでしょうか？」
江「やはり『こうしたら、人はどう思うのか？』『辛い思いをするんじゃないか？』とか、
その想像ができなくて、自分のごり押しでしょう？

一番典型的な例はストーカーですよね。ストーカーというのは、自分よがりでしょう？
相手がそうしたら、どういう様な不快感を感じるのかということを、
想像できないわけですよ。自分だけ、個だけで生きていて、
『僕は好きだ、好きだ』と言っても、それは好きなのではない。自分が好きなだけであって」

美「本当にそう。『ありのままの私を受け入れて欲しい』『ありのままの私』
お前がなんぼのもんじゃっていうのよ！☆畑の大根だって、
引き抜いて泥を落として千切りにするなりしてお皿に盛って
『はい、召し上がれ』って努力して、それで食べられるんでしょう？
畑から抜いたままの泥だらけの大根を、『さあ喰え喰え』って。それと同じじゃない？」
江「私このお話、大好きなんです☆」
国「わかりやすいですよね、口の中がじゃりじゃりしますもんね☆」
江「『そのままの私を愛して』って･･･」
美「犯罪ですよ☆」

☆　理性のお話、劇団ひとりさんの回と一緒に考えてみるとよくわかるように思います。
理性で問題を解決するために訓練が必要なことが多いなか、
眞鍋さんはきちんと習得していらっしゃるのですね。

「劇団ひとりさん・理性と感情」

明日に続きます。

***
フリーページに「オーラの泉の日記」リンクを作りました。よろしかったらどうぞ。

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