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2016年01月12日
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カテゴリ: 少女マンガ



作者は水瀬藍さん。
Sho-Comiらしからぬ純愛です(笑)!!

【あらすじ】
席替えは、一大イベント。
誰のとなりになるのか、ドキドキ。
中3、初めての席替えで、鳴海(なるみ)のとなりになった桃花(ももか)。
「クラス一、地味で変人」「となりの席になると、一生彼氏ができない」
とウワサの彼に、桃花はおびえっぱなし。



【感想】★★★★☆(星4つ)
今回から星をつけてみます。5段階です。
少女マンガの王道の「初恋」のお話し。
すれ違い続ける二人の思いに思わず涙です。


年始はピュアなものが読みたくなって、気になってたこの作品を一気買いしました。
先ほども書きましたけど『Sho-Comi』とは思えない本作。
主人公はおっとりとした性格、相手の男の子も地味で嫌われ者、という設定です。
いってみれば等身大の中学生~高校生の作品なので、読者の心を掴んだのでしょうね。

中3の席替えで隣になった桃花と鳴海。
鳴海はクラスの女子から嫌われていた男の子だったので、
「席替えははずれ」と落ち込んだ桃花でした。

マラソン大会で具合が悪くなった桃花をお姫様抱っこして保健室まで運んでくれたり、
学校で子犬相手に楽しそうに写真を撮る姿を目撃したり……。
さらにメガネ男子な鳴海ですが、メガネを外すとイケメンなのです。
本当、おいしすぎます、鳴海くん(笑)。

鳴海が北海道の高校へ行ってしまうことを知った桃花は、


そして高校の入学式。
なんと鳴海が現れたのです。
しかも髪も切ってメガネも外してイケメンになって(笑)!
いわゆる高校デビュー!? 本人にはそんな気はまったくなさそうですけどね。
もちろんモテまくる鳴海ですが、性格は変わらず人付き合いがあまり得意ではありません。
でもね、見た目が変われば女子って受け取り方が変わる生きものですからw
そんなところも含めてモテまくるようになります。

とはいえ桃花には特別優しい鳴海に、
周囲は絶対に鳴海は桃花のことが好きだと盛り上げます。
ついに桃花は鳴海に告白しますが、鳴海の答えは
「ごめん。付き合ってる子がいるんだ」

ええええええー!!!!
なに、この展開。軽く鬱になりますよw
移動教室のキャンプファイヤーで強引に抜け出そうと誘ったり、
桃花に近づく男子に妬いて不機嫌丸出しだったり、
どう見ても桃花のこと好きな態度とってたくせにー!
しかも鳴海の彼女はティーン誌のカリスマモデル萌愛だったことも発覚。
あぁ、イヤだ。鳴海みたいな男がいるから信用できないのよw

でもこの二人はわけありでした。
萌愛と鳴海は幼馴染で、両親を亡くした萌愛を守ると幼い頃にした約束を
今でも守り続けている鳴海なのでした。

桃花は今までのように鳴海と話せなくなることがイヤで、
告白をなかったことにして、これまで通り友達として接するように
鳴海にお願いします。

そして第一の当て馬・天野くんの登場です。
学校一のモテ男で鳴海の親友の天野が、桃花に惹かれていきます。
桃花と天野が仲良くする姿を見て、鳴海は桃花に
「天野はいいやつだから付き合えば」的なことを言うのですが、
桃花はショックを受け、
「鳴海くんと友達やめる」と泣いてしまいます。
そんな桃花に思わずキスしてしまう鳴海。

鳴海とのキスはただの男子の気まぐれと理解し、
鳴海を避ける桃花でしたが、またひょんなことで二人きりになって
鳴海にキスされる桃花。
このあたりはSho-Comiっぽかったですね(笑)。

鳴海も自分の気持ちを自覚し、鳴海の妹の働きもあって
萌愛と別れ、桃花に告白しようとしますが、
とにかくすれ違い、勘違い、すれ違い、とじらされます。
鳴海がようやく桃花に告白したときは、あーよかったーと安心しました。

ちなみに5巻でついに両想いです。
いや、ずっと両想いなんだけど、両想いの確認をしたのがってことです。
それ以降の6~10巻は付き合いたて独特の、「どうやって接すればいいの??」とか、
お互いにライバル出現して不安になったりと、よくある話になってしまって、
どこに着地するのか心配な展開だったのですが……。
まぁ結婚終わりでよかったと思います。唐突ですが。

最後はものすごーくくさい演出になっていて、
私はちょっと2度目以降は飛ばして読んでしまうくらいなんですが(笑)。

ライバルが出現しても、すれ違いがあっても、お互いがぶれずに好き合っていくのが
安定していてよかったですね。だからこその結婚エンディング!
そして付き合う前は2回もキスしてたくせに、付き合ってからは
あんまりそういう甘い展開がなかったのも印象的でした。
過激な作風の多い『Sho-Comi』の中で、これはピュアで際立っていたのかもしれません。
私も久々に初恋っていいわぁ、とかみしめてしまいました(笑)!


【蛇足】
一点だけ、ものすごく気になったところがあります。
それは桃花の「~じゃんか」という口癖? 訛り?
私が関東外の出身だからかもしれませんが、ものすごくおかしく感じました。
せっかくの切ないシーンや甘いシーンが、
桃花の「~したじゃんか!」、「~じゃん!」が違和感あって受け付けませんでした。
難しいなぁ。言葉づかいって。。。




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最終更新日  2016年01月12日 12時00分44秒
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